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視覚に関するもの

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色(しき)。見て感じたこと。
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2020年4月の記事一覧

投影

投影

生きているといろんなことが起こるなぁと思うけれど、
この世界にはたぶん、
私が思っている以上に、
もっともっといろんなものがあるし、
もっともっといろんなことが起こっている。

今までの自分の視点から、ちょっぴり軸やレイヤーを変えてみるだけで、
わたしの前に新しい世界があらわれる。
そのとき、わたしは新しいわたしをみつける。

この世界は、わたし自信を投影したものだから。

山ワラウ

山ワラウ

最近、朝座勤行のあとの誘惑が多くて幸せ。

うちのお堂は山の斜面にあるから、太陽が見えるのが遅い。最近はちょうど勤行が終わる7:00過ぎに山の上から太陽が顔を出す。
陽のぬくもりというのはすごいもので、いつまででも太陽の下に立っていられるような気がするくらい気持ち良い。

ぽかぽか陽の光を浴びながら、山を観察するのが最近の日課。
毎日、毎日、刻々と山は変化する。
特に今の季節はその変化がわかりやす

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距離①

距離①

世界の異常事態を、おそらくわたしはまだ画面越しから見ている。

人間の密度の低い生活をしていると、楽な反面、人間の世界を忘れてしまう。

半分わたしは『半僧半俗(はんそうはんぞく)』という生き方をしている。読んで字の如く、半分は僧として、半分は俗人として暮らしているという意味だ。
『在家(ざいけ)』という言葉でも呼ばれることがある。

在家の対義語は『出家(しゅっけ)』だ。
出家制度の中で修行

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