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スイッチインタビュー(vs安田章大)と中丸銀河ちゃんねる(vs大倉忠義)

ふたつの印象に残る対談を見た。

ひとつ目は、NHKの『スイッチインタビュー』。
関ジャニ∞の安田君と腫瘍精神科医の清水研さんとの対談。

腫瘍精神科医というのは初めて聞いたけれど、女性患者さんとのカウンセリングの様子を見ていて、心の弱ってしまった人にもだけど、強がってしまう人が楽になるためにも必要な存在だと思った。癌患者にかかわらず。

前編で清水先生が
「負の感情には役割があり、悲しみは心の傷を癒し、怒りは大切なものを守るための感情。押し込めるのではなく、ちゃんとその感情をむきあっていくうちに事実を認められる」という話をされた。
これ、病気に対しての話ではあったんだけど、それ以外にも当てはまる言葉じゃないかと思った。

精神科医って如何にもな人だけじゃなく、誰にも必要な存在なのかも。
よい精神科医であれば、だけど。と思いました。


後編では、安田君が渋谷君の脱退会見欠席の理由だった骨折について詳細を語っていた。

以前、『ボクらの時代』で俳優の勝矢さんが「その時一緒にいて抱きかかえて」というような話をされていて、それ以来、勝矢さんがそばにいてくれてよかったと思っていた。

でも、実際はそんな簡単なことではなかった。
意識を失って、浴槽に顔が浸かって・・・

あの時「安田君がいつもメガネをかけているから、一緒にいるつもりで」といつもはかけないメガネをかけて会見に臨んだ丸山君の気持ち・・・(涙)

勝矢さん、居てくれて、助けてくれてありがとう。
ヤス君、生きていてくれてありがとう。本当にありがとう。


もう一つはyouotube『中丸銀河ちゃんねる』。
KAT-TUNの中丸君と関ジャニの大倉君の対談。

同世代で、声も話し方も柔らかい二人の話は、穏やかで聞き心地が良かった。

後輩との関係性をはじめ、お互いに聞きたいことをなんとなく聞いてみる感じは、ゆったり気楽で楽しかった。

前回の投稿でも触れたけれど、改名の件で大倉君の「いろいろ漏れるやん、うちの事務所」「初めましての人もおるし、信用してない」発言と、それを否定することなく「確かに。誰にも言わない方がいい」「それが正しいと思う」と返す中丸君。
ショートにも入れてたけど、ちょっと重いことのはずだし、言い方と受け方によっては角が立ちそうなのに、ふわっと現状認識をすり合わせて、スルッとやり過ごす良い加減。

自分たちの立ち位置と先輩方のすごさも語っていたけど、今やあなたたちも道を拓く側ではないかと思う。
後輩プロデュース然り、マンガ家の夢実現然り。


この二つの対談で、それぞれにアイドルとしての立ち位置が語られた。

手術後、辞めることも考えた安田君。
でも自分の現状は、他者の励みになると思ったという。
発信するにも、この業界が最適だと思うと。

「そもそもアイドルとして世の中に出てしまった」「アイドル活動っぽいことしてない」と語る中丸君と大倉君。
「ライブがアイドル活動」という中丸君は、村上君と同じ考えでいいのかな?

「醜くなる姿は見せたくない、俳優なら枯れていくのはいいと思うけど」という大倉君。
よくみんな、俳優は他現場にお邪魔する感覚というけれど、この考え方は確かにアイドルだなと思ってしまった。

そして、長く応援しているファンについて言及。
この辺を聞いていると、実際はわからないけど、彼らは海外進出して手を広げてというより、目の前の私たちファンを第一に考えてくれている感じがした。
もちろん、長いキャリアと自身の年齢からの言葉だと思うけれど。

銀河ちゃんねるの対談では、諸先輩方からも言われる「楽しく元気に」でまとまったけれど、これは本当にそう。

安田君も、自分の現状にまだ納得できていないところがあるようなことを言っていたけれど、ファンとしては、まず体調第一。
それからやりたいことやってと思う。
いまだにサングラスをはずすと、もういいからそろそろサングラスしてって思ってしまうし、激しいダンスをしていると、こんなに動けるようになってよかったと思ってしまう。

元気な姿を見せてくれて、ありがとう。でも無理はしないで。といつも思ってる。
失礼なのかもしれないし、余計なお世話でもあるとだろうけど。

両方の対談がともに、『アイドル活動=ファンがいるから』となったのは、偶然ではないだろう。
大事にしてくれるんだなとそこは図々しく思って、ずっと見守っていきたい。

そして、同世代対談、需要あります。またぜひ。


*両対談とも、グループ名改称前でしたので、あえて旧名称表示にしました。
*なんか芸のない見出し。全然思いつかなかった(-_-;)


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