パトーナーに迫る危険

前回、前々回の記事では精神病に立ち向かうために家族などのパートナーのサポートが重要になることを書きましたが、今回はパートナーに迫る危険があることを知って欲しいと思います。

精神疾患はうつる?

うつ病は風邪のようにうつったりはしません。
ですが、うつ病患者と接していることによって精神的伝染現象が誘発されるケースがあり、
これを「感応精神病」といいます。

うつ病患者が発端となり、家族または多数の人間に同一の形となり症状があらわれるもので、特に密接な関係(家族や夫婦)にある人間は発症の可能性が高いと言われています。

注意するべきこと

うつ病患者と接する場合「共感」することが有効ですが、大切な存在であるほど共感が強くなりすぎることにより自身の精神にも支障が出る可能性があるため、時には聞き流す程度で共感することも大事になります。

パートナーはうつ病患者を支えるため、弱音が吐けない状況で普通の生活をしながら患者をサポートしていくことはとてもハードです。
なので、共倒れを回避するために頑張りすぎないこと、少しでも変だと感じたら自身も病院や専門機関を頼ることも重要です。

私自身「今日の自分は調子が悪いな」と感じることもありますが、妻にも自分にも「頑張りすぎないように」と言い聞かせています。

同じようにサポートしている人たちも頑張りすぎないように、これからも患者をサポートしてあげましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?