3/5-7 アリーナオープン(ONEシールド・ドラフト) 振り返り
はじめに
こんにちは!
いつもポジティブ、山辺カフカです!
先日、ONEのリミテッド・フォーマットで開催されたアリーナオープンに参加してきました!
最近の筆者のアリーナオープン戦績はと言うと、VOW・NEO・SNCとアリーナオープン3連続マネーフィニッシュを記録したのも今は昔、直近のカルドハイム・アリーナオープンはDay1すら通過できませんでした…
※NEO・SNCのアリーナオープンの振り返り記事は↓
しかしながら、今回は雪辱を果たし、Day2をお陰様で7-1 完走、$2000マネーフィニッシュすることができました!
ここではその記録と、この結果に至れた理由の考察をしたいと思います。
また、今回もDay1・Day2ともにYouTube配信をしておりました!
記事内にリンクを貼り付けておりますので、よろしければこちらのアーカイブもご視聴ください!
(チャンネル登録・高評価お願いします!)
3/5 Day1 シールド(BO3/BO1)
シールドを事前に少し対策していたつもりですが、いつもの苦手意識がしっかりと結果に出てしまい、5回のtryの末に通過しました。
以下、ほぼ敗戦記録ですが、各runの17landsデータを載せながら、簡単に日記形式で解説します。
①~④は配信していたので以下アーカイブです。
①BO3: GW/RG 1-1
《鉱路と前線の剣》や《竜翼の滑空者》というボムレアに加え、《伝染病のヴォラック》も2枚貰い、一発抜けできそう!とテンションの上がるプール。
ただ、アグロするにはカード枚数が足りないと感じ、メインは緑白毒性アグロ・サイド後の後手番ではグルールミッドレンジ、という戦略を試みる。
結果、これが失敗だったかもしれず、2マッチ目でヴラスカに分からせられ力負け…
最初からグルール一択で臨んでいればすんなり一発抜けだったかもしれません😂
②BO3: BGw 2-1
すこし落ち込みながら2run目。
強めのレアは《黒の太陽の黄昏》くらいの寂しいプールであったが、毒性カードの割合は多かったため黒緑ベースに決定。
オルゾフカラーの《生体解剖の福音者》と《刃砦の災厄、リーア・イヴォール》は噛み合いも良いと思いタッチすることに。
デッキパワーの割に頑張れていたものの、最後は相手のリーア・イヴォールが止まらずGG…
ここから沼ります…
③BO1: WBg 0-3
ここで気分を変えてBO1に挑戦。
プールは《離反ダニ、スクレルヴ》と2枚の《無形の処刑者、ケイヤ》が目立つレアのため、オルゾフに。
除去に恵まれなかったため《呪い金の斬撃》と《危険な爆風》をタッチします。
このデッキ、ケイヤを一度も出すことなく負け散らかします。
今見てもちぐはぐなデッキ構築なので、かなりティルトに入っていたはず。
④BO1: WU 1-3
直前の0-3のショックを引き摺ったまま次のrunへ…
《大変成家、アンクタス》《純潔の監視者、マルカトール》《アンクタスの改良者》という、青白アーティファクトやれと言わんばかりのプールだったため、言われるがままに。
このデッキも引き続き負け散らかします。
もうこのときには眠気とティルトでプレイングがぼろぼろだったかと…
⑤BO1: BR 7-2
疲れたためしっかり睡眠を取り、翌朝配信外で再トライ。
《竜翼の滑空者》が抜けて強いプールでしたが、緑も白も異様に薄いプールだったため、本邦初公開の赤黒にチャレンジ。
4枚の《有刺巣主》がデッキの安定感を上げてくれたため、何とかこちらで7-2完走。
読みにくいけど強かったよ!ゆうしすしゅ君。
通過後は前日の疲れもさることながら、勉強がてら他の配信者さんの応援に伺いました。
特に頑張ってたのが庭白莉茉さん!(以下アーカイブ)
残念ながら通過できなかったけど、バブルマッチまで行ったりとても惜しかったです!
お陰で勇気を貰えました💕
3/6 Day2 第1ドラフト(BO3)
前日のティルトも解けてきたところで、第1ドラフトに臨みました。
こちらも配信していたのですが、ピックの大部分を配信しそこねています…苦笑
以前、ニューカペナの街角のアリーナオープンでも同じミスをやらかしましたが、全く学習していないことがバレました///
ピック・構築
以下、アーカイブの代わりと言ってはなんですが17landsのログデータです。
ピック譜をつらつらと書いていきます。
1-1: 《永遠の放浪者》で勝利を確信。パックの他のカードも強く、《燃えがら斬りの荒廃者》で下家が赤緑に、《胆液まみれ》でその下が黒に入る可能性は高そうだと思いました。白は薄いため色主張が大事と考えます。
1-2: 普段なら手広く《錆蔦の培養者》か《逆棘の叩拳》に行くところですが、色主張のため《聖堂の導き手》をピック。
1-3: かなり迷いました。《這い回る合唱者》もかなり強いカードなのですが、マルチアンコを流すのはその色に入らせる可能性がより高いと考え、《殺戮の歌い手》をピック。
1-4: ここも悩みます。《ミラディンのバルディッシュ》で白に入る人はいないためスルーし、《胎嚢》と《格子刃のカマキリ》の2択に。ハナ差で長期戦に強い《胎嚢》をピック。
1-5: 白のプレイアブルなカードが3枚あるため卓の位置は悪くない。2マナクリーチャーの方が流したときの裏目が大きいため《大顎の大司法官》に。
1-6: 無難に《狩猟迷宮》。
1-7: ここでトップコモンの一角である《煙突の扇動者》が流れてきて、赤安いかも?と思い、取る。(ここ大事)
1-8: 緑の2マナ域がまだ流れることに安心し、《捕食の世話役》に。
1-9: 《アクシオムの彫版師》が一周。赤やっぱり安いかも?と思う。
1-10: 《カルドーサの供笑者》。他は弱いとはいえ3/5が赤。
1-11〜14: 特筆すべき点なし。
2-1: 1パック目とうってかわって、何もないパック。白の色主張するための《大顎の大司法官》と事故防止の《砂丘動かし》で悩んで前者をピック。
2-2: アンコ抜けだが《レジスタンスの空番》だけ抜けて強いためピック。
2-3: 取れていなかった3マナ域を《病毒の繁殖》で埋める。
2-4: 除去がそろそろ欲しかったところに《次元の撹乱》!放浪者とも相性よくてベストなカード。
2-5: ここで《錆蔦の培養者》安いじゃん!と思ってしまう…。実際は《焼炉の懲罰者》が目に入っていなかったです…。
2-6: 2枚目の《病毒の繁殖》をピック。赤は《騒音の悪獣》が流れており安いです。
2-7: あまり取るものはなく《ミラディンのバルディッシュ》。
2-8: ここで安めの《格子刃のカマキリ》を取れたため、緑白でほぼ決める。赤の《焼炉の徘徊者》もいました。
2-9: 緑白に決めていたため《炭鍛冶》をカット。赤は《肉体からの解放》も《自律焼炉》も流れる。
2-10: BO3で強い《人喰い梢》をサイド用にピック。
2-11: 赤はまだ《焼炉の徘徊者》が流れる…
2-12: 3枚目の《焼炉の徘徊者》と《刃継ぎの有貌体》が流れる…
2-13,14: 特筆すべき点なし
3-1: 長期戦に強いレア、《耐え忍ぶカー、ケンバ》が来たためピック。赤白で特に輝くカードです。
3-2: 本弾のトップアンコ、《刃砦の戦鞭》が流れる!しかし、緑白に決めた筆者はこちらも強い2枚目の《次元の撹乱》で妥協…
3-3: 赤と白の強カードがたくさん流れてくる。《教化案内人》をピックしましたが、《呪い金の矛槍》も《呪い金の斬撃》もありました…
3-4: 2枚目の《呪い金の矛槍》を尻目に《砂丘動かし》をピック…
3-5: 2枚目の《格子刃のカマキリ》。
3-6: 2枚目の《錆蔦の培養者》。
3-7: 1枚くらいほしかった格闘除去、《無情な捕食》に。
3-8: BO3なのでサイド用に《空鎌の飲み込むもの》を。
3-9: 目ぼしいものはなく、《盲信者の確信》。
3-10: 《刃砦の戦鞭》が一周…流石に取る。
3-11: 《呪い金の斬撃》《レジスタンスの空番》《危険な爆風》が一周…
3-12~14: 特筆すべき点なし
はい、お気づきの通り赤白が正解でした…
赤安いかもって思ってたよね私…
赤白だったら最強デッキができてたなあ…と思いながらデッキ構築。
で、出来上がったメインデッキがこちら。
・《刃砦の戦鞭》はさす強なのでタッチ
・サイドからはレアの置物・飛行用に《人喰い梢》、ミッドレンジ対決用に《空鎌の飲み込むもの》が有効そう。
以下、各対戦の簡単な記録です。
① vs GW ✕〇〇
1G目、先手スタート。
お相手は緑白ミラーだが、こちらとは対照的な毒性アグロデッキ。
2T目に《顎骨の決闘者》が着地するムーブでマウントを取られる。
こちらはコンバットでがっつりしゃくられたこともあり、あっという間に7Tで死亡。
《殺戮の使い手》2枚は流石に無理よ~😂
さすがに上ブレだと信じて2G目。
今度はこちらが《錆蔦の培養者》経由で《格子刃のカマキリ》を3T目に着地する上ブレ。
その後も有利な盤面を崩さずに、お相手のクリーチャーが尽きたところで《胎嚢》のバリューにより押し勝つ!
運命の3G目。
こちらは《砂丘動かし》経由で3T目《刃砦の戦鞭》が見える最高の初手。
他のクリーチャーも強いところを引き込め、質で押し勝つ!
これぞミッドレンジ💕
② vs RG 〇〇
1G目、先手スタート。
先に言うとこのゲーム、ONE環境とは思えない長丁場でした…
実にキルターンは22T目。
お相手は攻めっ気の強いグルールですが、《銅の足長虫》をメインに採用。
こちらは当初の戦略通り、相手の《ウラブラスクの選定師》や《格子刃のカマキリ》といったアタッカーに《胎嚢》のトークンを合わせていく。
相手のアタッカーを封じ切ったところで場が膠着し、こちらは放浪者待機の構え。
相手より先に優秀なシステムクリーチャーである《耐え忍ぶカー、ケンバ》を着地させるも、トークン1体出しただけで《呪い金の斬撃》で落とされてしまいます。
こちらはずーっと放浪者を待っていても引かず、なんとか《格子刃のカマキリ》は引き込み、このお陰で相手ライフを6点まで削っていく。
お互いに貧弱なクリーチャーしか展開できないグダグダな状況になりますが、最後はサイクリング枠で入れていた《迷宮の頭蓋爆弾》がフィニッシュブローをかまし、GG!
疲れた~~~~!!
2G目、先ほどのゲームで《錆蔦の培養者》+フルコンをしていた筆者、実は結構持ち時間がなくなっていた。
序盤から《煙突の扇動者》→《危険な爆風》→《焼炉の徘徊者》と攻め立てられましたが、両者に《次元の攪乱》を貼ると後続は続かず。
《胎嚢》の3/3軍団に対して《油喰らいのトロール》が少し立ちはだかるが、最後は面で展開して削り切りGG!
このマッチは疲れた分、取れたのは精神的に大きかったです。
③ vs BRu ✕✕
1G目、先手スタート。
3T目に土地が詰まり、《大顎の大司法官》で《呪い金の矛槍》と相打ちさせた返しに、相手は最速で《ウラブラスクの溶鉱炉》を着地させる…
はい、無理です。GG。
実はこのゲーム、3T目に相手の矛槍がついたトークンに《次元の攪乱》を貼っていれば、絆魂のダメージレースで勝てる可能性はあったと思います。
相手の溶鉱炉が見えていないとはいえ、土地が詰まった以上は攪乱を惜しまずに使うべきだった…と後悔したのを覚えています。
2G目、相手のやばい置物が見えているので《人喰い梢》《久遠への消失》をサイドイン。
序盤からクリーチャーを展開するも相手は除去を惜しまずに使ってくると思ったところ、4T目に相手は最速で《踊る影、魁斗》を着地させる…
だから無理なんだって…GG…
せめて久遠さえ引いていれば…
配信で泣きそうになってたと思います😥
④ vs GWb 〇〇
1G目、先手スタート。
初動が《教化案内人》になる微妙なハンドだが先手に甘えてキープ。
3T目に《胎嚢》を引けたため、案内人で胎嚢を回収するプランに切り替える。
お相手は幸いにも3/3主体のクリーチャー構成で、胎嚢の展開力がぶっ刺さります。
そしてついに本邦初公開の《永遠の放浪者》を引き込む…!
しかしお相手も負けじと《世界の導管》を展開しアドバンテージプランに切り替えてきます。
だが導管はこちらの放浪者の+1能力で封じ込める…!
こちらは当初予定のほぼ無限胎嚢プランを敢行し、相手が《次元の攪乱》で放浪者を止める頃には形勢はこちらに傾いていました。
最後はこちらも《次元の攪乱》を相手の導管に貼ったところで、相手は諦めてGG!
2G目、今回も導管対策に《人喰い梢》《久遠への消失》をサイドイン。
相手は《猛毒の非道者》→《世界の導管》と展開してきてしまい、非道者を落とすべきかどうかプレイングが難しくなる。
結果、序盤に落とさずにスルーしたのが功を奏し、レース展開に。
引き込んだ《次元の攪乱》を今回は非道者の方に貼り、短期決戦に持ち込む。
導管に仕事をさせる前に盤面を胎嚢トークンで制圧し、8TでGG!
結果、3-1でなんとか第2ドラフトに進出しました。
超絶ボムの《永遠の放浪者》を引けたのが1戦だけだったのは下ブレでしたが、その他の試合も③以外はそこそこ戦えたのでまあ合格点ですかね!
そもそも全試合先手スタートなのは結構な上ブレでした(笑)
3/7 Day2 第2ドラフト(BO3)
10分寝坊はしたものの、幸い配信は最初からできていました💕(当たり前)
ピック・構築
以下、アーカイブの代わりと言ってはなんですが17landsのログデータです。
ピック譜をつらつらと書いていきます。
1-1:《アンクタスの改良者》《レジスタンスの空番》と悩んで《次元の攪乱》をピック。判断基準としては以下の通り。
改良者:青白アーキで強いカードだが、他に青白アーキ向けの《マルカトールの眼》《金属のうろつくもの》が出ており、卓一を狙いにくそう。
空番:こちらはかなり悩んだが、5マナ域は多く取れたときに無駄ピックになり得るが、除去は無駄になりにくい。
1-2: アンコ抜けでレアはグラーツ。ここでまたも《レジスタンスの空番》が流れてきたため、他のカードが強くないこともあり迷わずピック。
1-3: 《危険な爆風》と悩んで《舞い降りる見張り》に。爆風は安めに取りたいけど、Day2-2がそれを許すかどうかは正直不安でした。
1-4: 白の流れが若干悪く見えたため、退避先として黒緑マルチの《屍気の腐敗僧》に。
1-5: 《格子刃のカマキリ》と悩んで赤主張の《焼炉の徘徊者》にする。白の流れは依然良くない。
1-6: 重要な2マナ域、《大顎の大司法官》をピック。
1-7: 《錆蔦の培養者》が明らかに安いためピック。Day2-2のレベルは高いはずのため、緑のポジションが良い可能性がちらつく。
1-8: 迷わず《危険な爆風》。これくらいの巡目がbest。
1-9: 一周した中にナヤカラーのカードは残っておらず、ティムール油の可能性として《血清核のキマイラ》に。青は想定通り安いが《マルカトールの眼》は誰かが拾っていた。
1-10: 《油喰らいのトロール》が一周したため、赤緑油の株が急上昇!培養者の安さといい、かなり流れは来ている。
1-11~14: 特筆すべき点なし。
2-1: 《沈黙を破る者、スラーン》と《刃砦の戦鞭》が同時に!!!
分岐点なのでめちゃくちゃ悩みました。
■スラーンの場合:
(+)カードパワーはこちらの方が上。緑の流れ来ている。
(-)赤緑油に向かうはずだが、下家(3パック目の上家)を確実に赤白にするため赤が被る。《胎嚢》も流すため緑も被りそう。
■戦鞭の場合:
(+)赤白に向かえば下家を緑にして住み分けられそう
(-)カードパワーではさすがにスラーンに劣る。緑の流れも無視できない。
僅差でスラーンを選択。
2-2: 《完全なる統一》というオモチャが流れてきたが、冷静になって《溌剌としたヒューズリング》に。《捕食の世話役》は一周に期待。
2-3: 《煙突の扇動者》も強いが、さすがに強すぎる除去の《一斉蜂起》に。
2-4: レアの《執念深い炎焚き》を尻目に《呪い金の矛槍》をピック。さすがに赤が安い。
2-5: 《刃砦の戦鞭》が流れてくる。
タッチするのでピックしました…
2-6: 《格子刃のカマキリ》を良い立ち位置でピック。この卓ナヤ安くないか?
2-7: サイド用兼最悪の場合の2マナ域として《爆片投げ》に。
2-8: 《猛火の最高潮》
2-9: 一周したカードはあまり強くないとはいえ全て赤緑or無色!その中では一番強い《肉体からの解放》に。
2-10: 《捕食の世話役》は流れてこず。対ナヤで強いバットリの《剛力化》をピック。
2-11~14: 特筆すべき点なし。
3-1: 赤緑に目ぼしいカードはなく、タッチも見据えて《次元の攪乱》。
3-2: 迷わず《進化する適応体》。コモン抜けだったので上家が緑の可能性は低そう。
3-3: ちょうど良いミッドレンジカードの《胎嚢》をピック。スラーンに間に合えば多分勝つしね!
3-4: 2枚目の《胎嚢》も来たけど、2マナ域が薄いため《捕食の世話役》を優先。
3-5: シナジーも十分なため、2枚目の《油喰らいのトロール》。
3-6: 2枚目の《錆蔦の培養者》。君がこのデッキの主役だ!
3-7~14: 特筆すべき点なし。
戦鞭流れてきたとはいえ、今回は色選択ミスってなさそう!
出来上がったメインデッキがこちら。
以下、各対戦の簡単な記録です。
⑤ vs RWb 〇〇
1G目、先手スタート。
お互いにゆったりとしたクリーチャー展開から膠着状態に入るが、お相手は《鍛冶鎚の百長》に《逆巻く貯蔵器》で油を供給していく、百長ビート(?)という謎アーキタイプ。
気づけば場に《鍛冶鎚の百長》を3体も並べられ、徐々にブロック禁止による攻撃を許し始める。
こちらは土地を引き続ける厳しい展開でしたが、終盤にボムレアの《沈黙を破る者、スラーン》を引き込み、すれ違い攻撃ができる状況に。
序盤から手札で腐っていた《危険な爆風》を最後にブッパしてGG!
2G目、後手番のため土地16として2/0/4スタッツというだけで《魂なき看守》をサイドイン。
お相手は1T目に《離反ダニ、スクレルヴ》を着地させる理想的なムーブ。
ただし、お相手は土地が3枚で止まってしまったため、こちらも面で並べるのが間に合う。
ダニのせいで手札の《一斉蜂起》が腐りがちでしたが、《進化する適応体》+《肉体からの解放》のコンボを決めることができたため一気に優勢に。
相手も大きくなった適応体を《潜伏工作員の目覚め》でパクるというサプライズをかましてきましたが、色的にもパクリファイスはできず。
最後は相手のマナが立っていないタイミングで《一斉蜂起》を《正典の執行者》に撃ち、ダニのΦマナ2点ライフで削りきりGG!
ダニを殺さずに勝つ高等テクニック💕
⑥ vs GW 〇〇
1G目、先手スタート。
一戦目とは打って変わって、序盤からしっかりと動けるハンドでスタート。
4T目、《錆蔦の培養者》経由で《レジスタンスの空番》を《油喰らいのトロール》より優先して出してマウント取ろうとしたら、返しに《次元の撹乱》を貼られたのは裏目でした…
その後、お互いに3/4スタッツを場に出して膠着してきたところ、相手がタッパーの《腱の舞踏者》で変化を生もうとしたところで引き込めた《危険な爆風》が強かった!
その後もお相手の2体の《教化案内人》を中々越えられず膠着しましたが、《胎嚢》のトークンを横並びさせてフルパンで何とか削ってGG!
2G目、土地6+空番は許容できないため1マリガン、それでも初動が《格子刃のカマキリ》となるキツめのスタート。
お相手は1ターン目から《腱の舞踏者》を展開するもそこまで圧はなく、3T目の《胆液吐きのバジリスク》は《一斉蜂起》で処理。
4T目に展開した《格子刃のカマキリ》は《ダニの突撃》で落とされてしまいますが、その後の《レジスタンスの空番》がかなりのプレスをかけました。
こちらの後続クリーチャーは油がない状態の《油喰らいのトロール》x2だったため、泣く泣くドローなしで展開。
とは言え、後続の《焼炉の徘徊者》含め、全員タフネス4以上の固さを活かしてプレスしきり、しっかりと勝利!
ここでマネー確定!($500)
⑦ vs UBrg 〇✕〇
1G目、ついに後手スタート。
初手で土地3色+《刃砦の戦鞭》が揃う最高のハンドであり、当然キープ。
途中、《進化する適応体》に《肉体からの解放》を構え続けるのを怠ったせいで、《胆液まみれ》に処される裏目を引く…
しかしながら、後続の《溌剌としたヒューズリング》に戦鞭を装備した後、相手のバットリがないと読んだ瞬間に《肉体からの解放》を合わせ、一気に10点を稼ぐ!
残りライフ6点になった相手は、戦鞭があれば削り切るのはたやすく、すんなりとGG!
…いや、ほんとすみません…
2G目、お相手は2T目に《処刑者の族長、ヴラーン》を着地させ、いきなりライフレースが難しい状況に。
6T目に何とかヴラーンを《一斉蜂起》で処すも、攻防の要であった空番を《滅殺の眼差し》で落とされてしまい、こちらの空がガラあきに。
最後は相手ライフを2まで詰めるも、《共同魂の刃》でコピーされた《虚空翼の混種》x2の4点クロックでGG…
先手後手の差で負けただけに悔しい…!
3G目、土地1枚でマリガンスタートと、少し悪い流れになる。
しかしながら、マリガン後の初手にはまだ見せていない《沈黙を破る者、スラーン》が…!
順調に土地を伸ばして5T目にスラーン着地後は、毎ターンスラーンが5点クロックを稼いでいく!
最後は《危険な爆風》でキルターンも縮めてGG!
マジックかんたん!$1000GET!!
⑧ vs RW 〇✕〇
このマッチ、なんとお相手は世界選手権制覇の実績もあるJavier Dominguez氏。
この方の名前は知らなくても、《熱烈な勇者》のイラストとして顔をご存知の方は多いのでは?
ちなみに筆者、氏のことは一応知っていましたがArenaアカウント名は知らず、5分delayしている視聴者に指摘されて知りました。
1G目、先手スタート。
初手《進化した適応体》から入る最高のスタートでしたが、さすがの世界王者はこのヤバさを知っており、3T目には《一斉蜂起》で落とされます。
しかしこちらのハンドには既に《沈黙を破る者、スラーン》が眠っており、《焼炉の徘徊者》経由で6T目には5/5・速攻・破壊不能・緑以外からの呪禁・トランプル生物が爆誕。
赤白でこの生物を止める術はほぼないため、GG!
ちなみに、お相手は《正典の執行者》を3枚出してきていて、かなり尖ったデッキのご様子…!
2G目、今度はお相手が先手ということもあり、《呪い金の浮遊翼》を2連打する犯罪ムーブ。
こちらはお空を見上げるだけで終わり、一瞬で敗北😂
3G目、泣いても笑っても最終ゲーム!
お互いにクリーチャーを並べる展開となり1,2G目よりも膠着。
こちらの《レジスタンスの空番》を《一斉蜂起》で落とされてしまい、返しに《呪い金の浮遊翼》を着地されピンチに!
しかし、こちらもようやく2枚目の《森》を引き込み、手札に眠っていた《沈黙を破る者、スラーン》が着地!
これを見たドミンゲス氏、自分のデッキには解がないと悟り、潔く降参!
$2000ゲット✨
ちなみにドミンゲス氏のデッキ、執行者は4枚入りだったとさ笑
勝因
最後に、需要があるか分かりませんが、私なりに今回の勝因は5点あると考察しました。
一部精神論に感じるかもしれませんので、適宜読み飛ばしていただいて構いません。
①先手
既にここまで記事を読んでいただいたならお気づきの通り、今回はかなり先手を頂きました!
実に8戦中7戦が先手スタートですので、上ブレもいいところです。
この環境のプレミアドラフト・シールドの先手勝率が高いことは既に反省記事で述べた通りですが、BO3ドラフトであっても基本的に先手スタートの方が有利なことに変わりはないと思います。
(厳密には後手番専用の構築ができるため少し異なりますが、この環境は受けが難しいため…)
過去、この環境の配信中に9回連続後手で文句を垂れていた筆者ですが、大事な場面で先手をたくさん頂けたので手の平返ししています💕
②ボムレア
こちらもここまで記事を読んでいただいた方なら分かる通り、第1ドラフト・第2ドラフトともにボムレアに恵まれました。
具体的には第1ドラフトの《永遠の放浪者》と第2ドラフトの《沈黙を破る者、スラーン》のことですが、特に後者の貢献度は高かったです。
放浪者は9ゲーム中わずか1回しか引くことすらできなかったのですが、スラーンは10ゲーム中4回引け、そのすべてで生き残って勝ちに繋げる強さでした。
特に、最終マッチでは2ゲームともスラーンで勝ったのはさすがにやりすぎ感がありました(笑)
ごめんねドミンゲス😂
③反省
手前味噌ですが、筆者はnoteに新弾実装前の環境予想(下馬評)記事を上げております。
また、今回は気合を入れてYouTube動画化までしました。
そして実装後には反省記事も上げています。
ここまでのフローは毎弾で同じなのですが、特に今回は事前予想(特に色別強弱)を大外しした自覚があります。
この大外しは筆者の信頼にも関わるため中々に冷や汗ものでした…
その挽回のためにも、反省記事を書き上げる上で正しく環境を理解すべく、17landsの各種データを参照しました。
そして、なぜ事前予想と結果(データ)が異なるかを私なりに考察した上で、本当にデータが正しいかまで疑うことができたのは、今回の収穫だったと思います。
具体的には、17landsのデータは通常このアプリケーションをインストールしている全プレイヤーのデータを参照することになりますが、そのデータに含まれるプレイヤーの腕(ピック・構築・プレイング)には大きな幅があります。
それらを平均したデータはもちろん重要ですが、そのまま鵜呑みにしてもN=1である筆者自身にとってのbestとは必ずしも一致しない、と考えるようになりました。
最終的には17landsの指標とは別の筆者なりのオリジナル指標(価値観)を頭に入れた状態で、今回のアリーナオープンに臨むことができたのが大きかったと考えます。
今回実行できた以下のような思考プロセスは今後の環境でも欠かさないようにしたいな、と考えております。
④リラックス ✕ 度胸
ここからもう精神論かもしれませんが、リラックスして試合に臨むことは本当に大切だと痛感しました。
特に所謂「ティルト」に入るときというのは、普段ならケアする必要のないような裏目まで考えてしまう等、リターンの大きい場面でもリスクを取ることを避けてしまいがちです。(少なくとも私はそうです)
今回は、元々リスクを取るプレイングをしやすい筆者として運が良かっただけかもしれませんが、少なくとも裏目を気にしすぎた場面は少なくできたのかな、と思います。
(それでもDay2 第1ドラフトではケアしすぎた場面もあったので、Day2 第2ドラフトまでは緊張はありました。)
⑤モチベーション
先日の報告配信でも触れましたが、今回はいつものアリーナオープン以上に高いモチベーションを持って臨むことができました。
まず、構築フォーマットでも実績のあるプレイヤー(非プロ)がリミテッドに参入してきたことは大きいです。
配信でも触れましたが、特にyamiさん・リバーさんの両名の、最近のご活躍は大変刺激になりました。
私自身が構築で実力も実績もないため、リミテッドでは実績を残さねば!と奮起する発火剤になりました。
また、別の形での刺激として、筆者が配信を続けている理由の一つである「リミテッドの楽しさを伝える」について、筆者以上に実現できているインフルエンサーの方々の存在もあります。
他のインフルエンサーと比べたとき、筆者としての役割は、「アリーナオープンの魅力を伝えること」くらいしか正直ないと思っていたので、それが最近できていないことへの焦りは確実にありました。
そして、何より支えてくれている方々に結果を見せたいという思いも大きかったです。
筆者もプレイングの参考にさせていただいている諸先輩方や、筆者の配信にこまめに来ていただいている視聴者の方々に、なんとか恩返しをしたい、という強い思いがありました。
これらの思いが入り混じり、かつ先日には配信活動を7月に終了する旨も報告しており、後がない状態で初めて臨んだのが功を奏したのかもしれません。
以上、本当に自己満足的な振り返りですが私としてはこれらが勝因であったと分析しています。
おわりに
ここまで読んでくださった方、誠にありがとうございます。
今回の振り返りの結果からも、今後も事前環境をできる限りnote記事にしていこうと思いますので、また読みに来ていただければ幸いです。
また、私のDiscordサーバも開設したので、こちらにもお気軽にご入室ください!
リミテに関する質問や議論、中には指導してくれる方もいらっしゃいます!
それでは!また次回記事か配信でお会いしましょう!
バイバイ、さよなら、再見✨
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