2/26-27 アリーナオープン 振り返り
先週末アリーナオープンに参加してきまして、お陰様で8-1完走、マネーフィニッシュすることができました!
ここではその記録と、この結果に至れた理由の考察をしたいと思います。
今回は日記形式ですのでお見苦しいかもしれませんが、よろしくお願いします。
Day1(初回:BO1シールド)
2/26 23:00
最初は気軽に参加したいと思い、BO1を選択。
《漆月魁渡》、《肉体の裏切者、テゼレット》…ん~フレンズ組みたい!ということで青黒を選択。
《月回路のハッカー》いないけどそこそこ形になってるしいけるやろ!《回路の修復屋》と《探照灯の相棒》x2は嬉しい。
テゼレットと《複製の専門家》を活かすことを考えてアーティファクトを多めに採用し、《鬼流の金床》のために赤タッチ。
うんうん、なんか行けそう。嬉々としてマッチング開始。
結果はご覧の通り4-3。しょんぼり。
ハッカーや《無狐勢団の伏兵》のような軽い忍術持ちがいないのは想像以上に大きく、序盤にライフを削れない展開が多かった。
専門家は一度だけ修復屋を複製してくれたのでGJだったが、テゼレットパイセンは結局一度もお姿を見せてくれなかった…
カイト君が出たときはイージーウィンするなど、比較的回るし、回れば強いデッキではあった。
Day1(2回目:BO3シールド)
2/27 0:30
そんなに悪くないカードプールでも成績が揮わず萎えていたが、気を取り直して今度はBO3で再チャレンジ。
前回通過したのもBO3だったし、こっちの方が自分には相性良いはず。
うーん…
個々のカードは弱くないけどあんまりシナジーはない感じ。
ゴルガリらしくひたすらサイズと物量(アドバンテージ)で押すしかない?
でも墓地回収も《更生の季節》と《完成化した賢者、タミヨウ》だけか~
と、打って変わって悶々としながらマッチング開始。
結論:アドバンテージは正義でした
勝てた理由をいくつか考察すると以下の通り。
1.マナカーブがこの環境の理想形
弱い3マナ域のカードが一切なく、神話レアの《西の樹の木霊》のみ。代わりに優秀な2マナ域が7枚存在。
これによりこの環境の理想的なふたこぶマナカーブが形成できており、最高の形である2T目《ウイルスの甲虫》→3T目《無狐勢団の伏兵》忍術+1マナ域展開、という動きも一度行えた。
2.シールドはドラフトほどアーキタイプ環境ではない
基本的なドラフトとシールドの違いとして、ドラフトと異なりランダムなカードプールから構築するシールドでは、アーキタイプシナジーをゴリゴリに形成した化け物デッキは構築されにくい。
そうなると1:2以上の交換や継続的にアドを稼げるボムレア、そしてボムレアの対処(除去)がより重要になってくる。シールドは未だにゴルガリカラーが頭一つ抜けた勝率を示している理由もこれだと見られ、このカードプールでは除去はそこそこ、それ以外は申し分なかった。
3.《霊都の歩哨》の存在
そんなカードあったっけ?という人も多かろう。こいつである。
自分でこんな底辺評価をしたカードだが、BO3を考えると4点評価にすべきだった。今回は最強カラーのゴルガリを筆頭に、各種墓地回収を活用するデッキが結果を残す環境。今回も2回対峙しており、歩哨はそこでサイドインされた。
ロングゲームでは防衛がデメリットになりにくく、中盤以降は相手の墓地回収を無力化。さらに泥仕合になればデッキボトムとはいえ自分の有効牌を戻せ、相手には土地や不要牌を押し付けた。
意外性も含め、君にはDay1 MVPの称号を与える。
2/27 2:30
翌日の躍進を願いながら就寝。
Day2(対人ドラフト)
2/27 6:30
起床。早いと思われるかもしれないが、嬢(1才)が起きると言うので仕方ない。
実質4時間しか寝てねーわー。つれーわー。
2/27 10:00
今日は親友の新居にお邪魔する日。嬢をいつもより早く昼寝させて機嫌よく伺えるよう画策。
疲れさせるためにがっつり公園で散歩。
嬢、ご機嫌。
2/27 12:00
嬢、寝る。計画通り。
ここで俺氏、何をトチ狂ったか昼寝せずにサブ垢でシールドイベントを開始。
2/27 14:00
嬢、起きる。
友人の新居に直行。
嬢、不機嫌なので俺氏あやす。
計画通りじゃない。
2/27 20:30
本日のミッションを終え、嬢、寝る。
ただ俺にはまだミッションが残っている!Day2じゃ!
勝手に師匠と崇める大やけどさんら、Day1通過している方々のツイートを確認。
2/27 20:40
俺氏、爆睡。
2/27 23:00
俺氏、無意識にアラームを止める。
2/28 0:00
俺氏、起床。ママー、もう朝?
アラームで起きていないことに気づく。
ん?日付越えてるけど参加権利ある?
てか参加できてもこの時間帯でドラフトマッチングする?
…以上、駄文ですみません。
そんなやらかした感満載の心境 & 寝ぼけ眼で卓に着いた結果がこちら↓
…強ない?
強者の多いDay2なのになぜか未だかつてない完成度で組めた件。
これ、もしかして人足りなくてBot何人か卓に配置してくれた?
冗談かも分からない感想はさておき、おもなピック手順はこんな感じでした。
・1-1:レアは《浅利の司令官、理想那》なのでスルーし、指標おばけの《花咲く跳獣》スタート。パックはコモンの緑が濃い目だから被るかもな〜とは思っていた。
・1-2:《告別》が流れてくる。 …ん゛?
何を取ったか知らんが早々に上家が白やらない宣言してくれたので、白をやろうと決意。
・1-3、4:決め手になるカードは流れてこない。《君主今田の凋落》、《巨大な空亀》をピック。正直微妙。
・1-5:ここで《気前のいい訪問者》が流れてくる。つーことは、緑・白のやばいの流してないしセレズニアエンチャント空いてるよね?と判断。ここが一番の潮目で、これだけ早く潮目が来たのが幸いだった。
・1-6以降:ひたすら白が安い。《神憑く相棒》がまだ流れるとかおかしい。さすがに白は美味しいと踏んでかき集める。
・2-1:レアは赤招来とかいうカスだったので、緑御神体をピック。3パック目では白は上家が勝手に流すと分かっているので、ここからはできるだけ緑も主張していきたい。
・2-2:下家に白を流さなかったお陰か、《獅子の飾緒》が流れてきて迷わずピック。メインから墓地対策はマジで偉い。
・2-4:《樹海の自然主義者》が流れてきて、セレズニアの卓一を確信。ここでしっかり目が覚めた記憶。
・2-6:白は引き続き安く、白御神体をピック。祭殿シナジーは期待してなかったのにここまで来ちゃうんかい。
・3-1:《麒麟の教え》、十分強い英雄譚なので即ピック。
・3-2:《夜明けの空、猗王》が降ってきて絶頂。上家、あなたが神か。
・3-3:2枚目の訪問者を拾えるが、もうこの頃にはこれくらいでは満足しない体になっていた(大嘘)
そんな感じで化け物デッキが出来上がりましたよ、ええ。
ちなみにサイドボードはこんな感じでした↓
・アグロ用:《鉄の弟子》《忍者の苦無》《樹海の好意》
・ミッドレンジ、コントロール用:《君主今田の凋落》《蛾との親睦》《巨大な空亀》(&青白土地)
最高に士気が上がったところで、いざマッチング開始!
① vsスゥルタイ忍者 2-0○
幸先よく完勝。
初めて使った猗王の強さを実感、出してすぐに1本目を取る。こんなんチートやん。
2本目は緑御神体のトランプルが偉く、《魅知子の真理の支配》で豪快にフィニッシュ。魅知子、いつ出会っても強い。
② vsボロス侍 2-1○
お相手さんがボロスと分かった時点で小さくガッツポーズ。
そんな余裕かましてたら2本目は《刃吹雪の狐》に《鉄蹄の猪》魂力を合わせられ、ピッタリ削り取られて敗北。
お相手さんは強者と思い直し、慎重な試合運びでなんとか勝ち切る。
③ vs赤単アーティファクト 2-0○
かなり前のめりな赤単。軽量アーティファクトの数からも勝ち筋を特定。
こうなったら序盤は極力殴らず回復に専念。勝ち筋を潰してから殴り始めてGG。《獅子の端緒》がとにかく固い。
《啓蒙の時代》のライフゲイン染みる〜
④ vsディミーア忍者 2-0○
ここで大本営の青黒に遭遇。
向こうの先攻スタートでいきなり《ウイルスの甲虫》→忍術のご挨拶を受ける。あなたは私を怒らせた。
その後も《銀毛の達人》《墓照らし》でアドもテンポも取られ絶望的なシチュエーションだったが、《花咲く跳獣》が駆け付ければあら不思議。空も地上も止まってこっちの流れに。ライフゲイン4点も結構なバグ。
2本目は序盤の鬼ムーブもなくお相手さんがマナフラを起こしてしまい、終始こちらのやりたいことをやれるゲームでした。
⑤ vsセレズニアエンチャント 2-0○
ここに来て初のミラーマッチ。のっけからアグロとの4連戦だったので戦い方にまだ少し慣れていない。
お相手さんは《調和の織り手》を軸にした英雄譚&クリーチャーエンチャントデッキで、こちら以上にみんなエンチャント。
ん、待てよ?みんなエンチャント?
⑥ vsセレズニアt黒エンチャント 2-1○
またエンチャント系とのミラー。
スイスドロー方式か分かりませんが、この辺で緑白がこの環境の解答なのかも?と感じた。
常に膠着しており一進一退の攻防が続くも、お相手の《夜の長い陰》に均衡を破られ、ここで初めて1本目を落とす。
若干やばいと思いサイド戦略をしっかり練る。
お相手さんは横並び戦略よりは飛行一点突破をフィニッシャーにしており、《蛾との親睦》やフライヤーが要所のはず。こちらの飛行・到達持ちはいずれもフィニッシャーであり、除去されると一気に攻勢を受けやすい。
したがって、アグロ相手ではないが《樹海の好意》が有効と判断しサイドイン。またこちらにインスタント除去がないのも上記弱点の一因であり、青魂力も念頭に《巨大な空亀》もサイドイン。
割とトップ勝負になるのは覚悟の上だが、ファイツ!
このサイド戦略が効いたかはよく覚えていないものの、幸い残り2本を勝ち切る。これは嬉しい!
⑦ vsアブザンエンチャント 2-0○
3連続でセレズニア系で若干しんどくなる。集中力要るし。
お相手はこちらよりも1,2マナ域にカードを集中させ、重いところはたくさんの《皇国の契り》に任せたシンプルな横並び戦略。
こちらよりもアグロな構成で、あっという間に侍がうじゃうじゃ。
この環境が横に並ぶほど強いことを体現した良いデッキでした。
一時的にこちらが5体ほど少ない状況にも陥り、チャンプアタック覚悟で殴られたらやばい場面も実はあった。しかしお相手も警戒がちに動いていたため幸いにも膠着。さすが警戒侍。
そんなことしてるうちに、こちらの訪問者が先制攻撃モンクをぶくぶく太らせてしまい、最後は押え込み勝ち。侍6人にも一方取れる僧侶強すぎ。
⑧ ゴルガリt赤忍者 0-2●
ここまで破竹の7連勝を上げた筆者。マネーフィニッシュも決まっているため当然調子に乗っている。
でも実は筆者は前回のアリーナオープンで7-2で破れており、8勝目は鬼門。
そんな最後の砦にラスボスが立ちはだかる。
そう、河童である。
何を隠そうこちらのデッキ、大体がエンチャントかアーティファクトなので河童にめちゃくちゃ弱い。
んでもって最良の動き(回収)をされようものなら悶絶もの。
1本目、すでにこの場面でスクショした筆者の諦めようからも察していただきたい。なにげ甲虫も使い回されてるし。
2本目も河童に登場されるも、先手の利を活かして苦無での処理に成功。
これでイーブンに戦え…
⑨ vsボロス侍 2-0○
河童x2に大きなダメージを受けながら、泣いても笑っても最終のマッチに臨む。
ボロスと分かった時点でガッツp(ry
実はかなり完成度の高いデッキで、おそらく《無私の侍》が5枚以上入っていた。
毎ターン唱えられる狐。そして狐が狐を守る。
あげくの果てに現れるキキジキ。
既に夜も更けた丑三つ時。俺は一体何を見させられているんだ。
とはいえ上記2つの組み合わせは面白いだけでなく、突破が困難。
そもそもブロッカー1体を常に供給されるのに、もう1体が毎回破壊不能、かつキキジキ保護できるとか。
一回この組み合わせに気づかずにチャンプアタックしたのはここだけの秘密だ。
キキジキ取った後で無私の侍をかき集めてたのなら天才だと思った。
しかしこちらはセレズニア。《仲裁者の拘束》でキキジキを止め、無事勝利!
2500ドルGET!!!
以上、ここまで駄文を読んでくださった方、誠にありがとうございます。
今回はかなり崩した文章になってしまいました。
これに懲りずにまたnote見に来ていただければ幸いです。
ではでは!
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