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美しい苦悩

今日は私の後輩といってしまったらおこがましいだろうか
コーチングで知り合った2年目の看護師さんとお話をしました

彼女は自分のやるべきこと(もしくは自分がやれること)について
多職種の人との関わり
看護師としての自分と一人の人間としての自分
目指したい未来

いろいろなことに想いを巡らせていました

私が2年目のときなんて、ただただ仕事が面白くて
1年目と違って、環境にも慣れ、できることも増え、動けるようになり
歯車の一つとして自分がはまっていることに快感を覚え
研修医と看護師仲間と毎日 医療について討論していました
お恥ずかしい

新人看護師さんや看護師の卵ともお話しする機会がこれまでもありましたが
やはり最近の若者(などというと、ひとくくりにしているみたいで良くないのかもしれませんが)
本当に真面目ですね

こころが成熟しているな、と思います

医療の世界は きっと一般の人にはあまりわからないかもしれないけれど
様変わりしています
変化を求められているのに
根幹(考え方)が昔のままなので
現場の人間(とくに変化したところでもがいている人たち)は大変です

政治的な面、経営として、法律、国の方針、世界とのバランス
実は医療は かなりしょうもないところで 本来の意義を曲げられていることが多いです

それに気づかず働く医療職も多い中
彼女は、その一端に気づき、疑問を持ったり課題を抱えていました

私はそれが嬉しくもあり 誇らしくもあり
自分自身もそれに気づきながら、前を生きていた人間として 
変えてこれなかっただけでなく 
一人の看護師としても 答えを出していないことに 
改めて気づきました

私はあきらめてしまったんですかね←だれに聞いているのかw

ときおり若者から投げかけられる するどい問いかけに
胸が痛くなります

彼女の苦悩は美しい

それがどんなに美しいものなのか、きっと自分ではわからないのかもしれませんね

希望と期待に 心の炎を燃やしつつも
繊細な感性と気づきのよさから 不安や苦悩を抱えているようです

こんな時こそ
笑って 満たされて 支えを感じてほしいです

私が支えられればいいのに、 力がない自分の不甲斐なさ
なにか力になれればいいな

楽しんで、おもしろがって

苦悩も 楽しみも
一人でもしっかり そのあと仲間とわかちあい

いろいろな場が彼女のまわりに集まればいいな
成長も成功も 
孤独で乗り越える時期と 良い仲間と乗り越える時期と
どちらもないと難しいと思う

彼女に良い運がめぐることを信じ
私もなにか力になれるよう祈る(祈るだけではなくがんばります!)

こんな時間を持てたこと 嬉しい
ああ、なんかいいな

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