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子どもが心を閉ざすのはこの瞬間!

伊勢に来ています。
神様は時々言葉をくれるのですが、今日は「心の置き去り」と言われたので、
せっかくだからこれについて語ってみようかな!と思います。

親子の関係を一気に閉じてしまうのが「心の置き去り」です。

子どもって親に色々と聞いて欲しくて、脳内ダダ漏れでお喋りをしてくれますよね〜♪
いいことも悲しかったことも、特に小さな怪我を伝えるのが好きなようです。
「紙で指切ったぁ〜!見てぇ〜」をちょっと嬉しそうなテンションで伝えてくれます。
それはそれはとてもかわいいのですが(忙しい時はちょっとアレですがw)
愛情のある受け取り方をしたつもりなのに、逆効果になってしまう代表的な
残念コミュニケーション
をしてしまう時があります。
これが蓄積して親子関係が悪くなっているケースが結構あるなって思うのです。

私は今後も中高生になっても「紙で指を切った〜!」と小さな怪我の話を永遠にしてほしいと願っていることもあり、そんな関係で居られるために大事にしている事があります。それは「心(感情)からまず受け止める」ことです。
まず、どう答えたらいいのか瞬時に3つの答えが浮かび、迷います。

A、「ウェ〜痛そうーーー!痛かったねぇ〜!!」
B、「見せて〜あ、深くない傷だから大丈夫♩安心しな〜^^」
C、「ぇえ!大丈夫!?心配だよ〜汗 消毒して絆創膏貼ろ!?」

ほぼ迷わず、Aを選択!
なぜなら、BとCは、「子どもの問題」なのに「親」が一目散に引き受けてしまっているから。

話してくれた瞬間はまだ「子どもの問題」で、「親の問題」ではありません
それを相談される前に「親のテンションで引き受けて」しまうことは、
愛っぽいけど「素敵な親で存在するため」のエゴなのです。
子どもが本当に伝えたかった「痛い、びっくりした、悲しい」心が「置き去り」になっています。
子どもは怪我の治し方を知りたいんじゃなく、
何よりも先ず1番に「ただこの気持ちを聞いてほしい」のです。
何をして、何を感じたのか、知っていてほしいのです。
それを十分にした後に、どうしたいか子どもに聞きます
不安そうだったら「この傷はヒリヒリするよね〜けど母の経験では明日には治ってると思う」と安心できるように言葉をかけてみるし
怖がっていたら「絆創膏貼る?」とか、その先のことは子どもの気持ちを受け止めた後に一緒に作戦を立てると、子どもが自分の問題を解決するための力添えができるし「心が置き去り」にならなくていいです。

「泣かないで笑って♪〇〇くんなら大丈夫!」や「いつも〇〇ちゃんが心配だよ〜」は子どもに愛情を伝え、勇気をつける言葉っぽいので親も使いがち。

そして、子どもも違和感を感じながらも「親の愛情表現」を感じるので受け止めがち。しかし!!「痛かったこと」や「辛かったこと」を受け入れてもらえなかった寂しさが、心の底で言葉にできず砂のように溜まっていきます
自分の感覚が「無かったもの」として扱われてしまうので
自然と「1人で我慢」しないといけなくなります
そうすると、弱音を吐けない子になります。助けてと言えなくなり、甘えるのも苦手になります。手のかからない“いい子“にはなるかもしれませんが、なんだか切ないです。

「置き去りにされた」冷たさや孤独な砂は溜まっていき、あらゆるしんどい事を、親には相談しにくい心境になっていきます。

世界一自分のことを愛してくれているのが親だとわかっているのに、
世界一自分のことを理解しようとしてくれないのも親、みたいな
甘えたいけど甘えたら怪我をする
、そんな心境になっていきます。

なぜだか思春期で大暴れしている子は、
この砂が溜まっていて
「いい加減に僕の人生の問題は僕に解かせてよ!僕の心を認めろ!!!」
暴れているように見えます。
親もそう思って手放しても、テグスみたいな釣り糸みたいな透明で絡まりやすい糸が絡まって鬱陶しいみたいな感じで愛情が絡まってるように見えるのです。

だから、子どもがまだ小さいうちは、気づいたときに
「あの時ちゃんと気持ちを聞いてあげられなくてごめんね?」と
謝って、なんでもいいから親の方から「心で感じたこと」を話してあげるといいです。子どもも一度閉じたとしても、また開き安くなります
(私も、もーーー何度もミスって謝ってます!!)

思春期くらいで、もう子供っていうよりも大人な子で親子関係が悪くなったなと感じたときは
「慌てない。騒がない」

放っておくのが1番です。
放っておいて、親は親で楽しく暮らしておけばいいのです。
そしたら絡まりを子どもが時間をかけて解いてくれるので、
そこに温かいご飯があれば、ゆっくりまた仲良くなれるのです。

私は、22時に一度親を辞めます。
そして、なんでも対等にぶっちゃける時間を設けます。
小さなケガ以外でも、友達と喧嘩した、先生に怒られた、悪いことをしちゃった、など、親にぎゅっとして欲しい味方でいてほしい時こそ「親」を一旦やめて、人として「心第一」で関わってそばにいてあげあられると子どもはとても安心すると思います。

親も、ぶっちゃけ話が子どもにできると、すごい楽しいので
ぜひおすすめです。
心を受け止め合うと、子どもの心の成熟の素晴らしさに気付けます。
ぜひ、自分の子どもの頃の恥ずかしかったこととか、話してあげてくださいね♪

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12月03日(土) 13-15時
12月14日(水) 
13-15時

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◆講師:山本メーコ 


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