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「こんなご時世なので」が定型文になっている今。

ぼくは「こんなご時世なので」、週に2日ほど仕事を休ませてもらってあなたたちを自宅でみている。
あなたたたちといっしょにごはんを食べたり勉強したり、自宅前や小さな広場で運動したり、いっしょにゲームをしたりしている。
不謹慎だということは承知しつつも、そんな日々について、とても貴重な時間をすごさせてもらっていると感じてしまっている。

もちろんイライラしてしまうこともある。
あなたたちは思い通りにならないとすぐ拗ねてしまったり、大きな声を出したり泣いたりするから。
けどそれらの反応だって、あなたたちがぼくと同じように、いや、それ以上にストレスを感じている故なのかもしれない。

そんな日々のなか、あなたたちがアニメを見たり本を読んだりしている時間に、あなたたちに対する思いを書き残しておきたくなった。
厳密に言うと以前からそうしたいとは思っていたのだけど、なかなか一歩が踏み出せなかっただけなんだけど。

そんなぼくの背中を押すことになったのが、まさに「こんなご時世」だ。

ここに言葉を置いておくことであなたたちがいつか読んでくれるといいな。
そのとき、時間差になるんだけど、交換日記のように返事があったりするとおもしろいな、ディスられたりするのかな〜、なんてにやけてしまう。

とにもかくにも、あなたたちが生まれてから今までに考えたり感じたりしたこと、そしてたぶんこれから先に考えるであろうことなどを説教臭くならないように書けるといい。いや、あなたからすればこの行為自体がお節介なので、それは無理か。
せめて目にしたときには重荷に感じたりせずに、笑い飛ばしてもらえるといいかな。

そしてそんな重たい気持ちを、ぼくの子どもじゃない人にも共感してもらえるとうれしいです。

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