山本喜昭(野外文化活動家)

CAEL UNITED 代表。アウトドアレーベルYAMANOVA主宰。アウトドアコーヒ…

山本喜昭(野外文化活動家)

CAEL UNITED 代表。アウトドアレーベルYAMANOVA主宰。アウトドアコーヒー&フィルムメイカー。生きるチカラの探究者。ネパールの女性の雇用を生み出し森を育てるコーヒー「ナマステヒマラヤ」オンデマンド販売中。コーヒーで自然と人の生きるチカラをつなげる商いを始めました。

最近の記事

  • 固定された記事

「生きるチカラの再起動」

自然と人がつながることで誰もが本来もっている生きるチカラを再起動し、ヨロコビが循環する世界へ。 さて、突然それらしいコピーでスタートした。 これから記念すべき個人のnote初投稿として主宰しているYAMANOVAについて書こうと思う。 思い返すと、子供の頃のぼくは、今も抱えているアトピーのせいもありどこか自信がなく、無力感を抱える少年だったように思う。 小学校で通った塾では、いじめられたこともあった。 そんな中、夏休みに親が連れて行ってくれる登山旅行はいつも楽しみだ

    • コーヒー屋に突然なった経緯を記しておこう。

      ぼくは、これまでいろんな職業についてきたのだけど、 現在は野外文化活動家というショクギョーだ。 その野外文化活動というシゴトの中でキーとなる大事なもののひとつがコーヒーメイカーである。 コーヒーメイカーと言っても、電動でコーヒーがジョボジョボと出てくるアレじゃない。コーヒーを仕入れて商品化して欲しい人に届けるシゴトでいわゆるコーヒー屋だ。 世の中にコーヒー屋さんは星の数ほどある中でぼくが営んでいるコーヒー屋は、こうだ。 ネパールの農園からコーヒーの生豆を輸入して、国内で

      • 恩師で同志な中村隊長からのうれしいご紹介。

        隊長とはじめて出会ったのは、生きるチカラ探究マガジン ドキュウ!( http://docue.net/ )が、まだメディアになる前段階、イベントや旅の企画レーベルみたいな構想で試行錯誤していた時だ。 たぶん8年くらい前?かな、まだ地球探検隊(隊長が経営していた旅行を売らない旅会社)のオフィス兼バーが新宿御苑にあった頃だ。 旅人や冒険家などのエクストリーマーと市井の人々をつなぐのは、彼らと寝食ともにする旅が究極のコンテンツじゃあないかと考えたのは、いいが、旅の企画なんてやっ

        • 野外文化活動というシゴト

          昨年の秋あたりだったろうか。 ぼくは、これまで自分の職業の説明として使ってきた ”プロデューサー”という職種名を使うのをやめた。 経緯になどくわしくはコチラにしたためてあるので、万が一興味があればご一読ください。 https://note.com/yama3nova3/n/n3fd211611cc4 これまでぼくのいわゆる職歴は、以下のとおりである。 インテリア商社の営業>洋服屋>広告制作>アウトドア関連のコンテンツメイカー・コーヒー輸入販売業(←現在) この変遷につい

        • 固定された記事

        「生きるチカラの再起動」

          ぼくがプロデューサーという肩書きをやめた理由

          昨年末に長年、山本さんって仕事なにしてるんですか?って聞かれた時に言うプロデューサーという肩書きをやめることをSNSに発作的にかつ静かに発表した。 理由はいろいろあるのだけれど、主なものを3つ記しておきたい。(長いよ笑) 1つはプロデューサーって一言で何してるかよくわからない。 未だにうちの母なんか理解していないと思う(笑) あと誤解も多い。 音楽、映画、広告、イベント、テレビなどを作っていくのにプロデューサーという名前の仕事があるけれど、それぞれが同じ名前だけれど、や

          ぼくがプロデューサーという肩書きをやめた理由

          映画プロデューサーからフィルムメイカーへの道

          アウトドアの分野を中心にコンテンツプロデューサーの仕事を10年くらいしてきているわけだけれど、昨年終わりころに自分の肩書きとしてプロデューサーと名乗るを発作的にやめた。 (理由は長くなりそうなので、別途また記そうと思う>>>別記事で書きました。https://note.com/yama3nova3/n/n3fd211611cc4) 同時に今回、長年YAMANOVAで製作進行中のドキュメンタリー映画プロジェクトのチームメイトだった映像作家の野澤邦男氏がチームから離れることにな

          映画プロデューサーからフィルムメイカーへの道

          ヨーロピアン・アウトドア・フィルム・ツアー(E.O.F.T.)がついに日本に上陸

          ヨーロピアン・アウトドア・フィルム・ツアー(E.O.F.T.)がついに日本に上陸します。 ヨーロッパでは400会場すべてが満員となる世界各国から集まったハイクオリティなアウトドアフィルムイベントです。 ※本国の公式ページ https://eoft.eu E.O.F.T.今年度のトレイラーはこちら。 https://youtu.be/35fkCwdNcJc 実は3年前から仕込んでいて、やっと日本でのツアー開催が2020年から本格スタートします。 YAMANOVAのフィル

          ヨーロピアン・アウトドア・フィルム・ツアー(E.O.F.T.)がついに日本に上陸

          草間彌生を浴びた話

          久しぶりに長野県松本市を訪れた。 ヤマノバコーヒーの商談と企画打ち合わせがメインの目的。 そして空き時間に、草間彌生を浴びてきた。 場所は松本市美術館。 http://matsumoto-artmuse.jp/exhibition/permanent/12555/ 完全にやられました。 全部持っていかれる”浴びる”体験はThe Master Musicians of Joujouka のライブ(http://www.joujouka.org/jp/)とGOTO AKI氏の

          穂高を愛した男、宮田八郎さん

          突然だけれど、うちにはテレビがない。 2013年くらいの引っ越しからテレビを捨てた。 2011年の震災以降、テレビメディアの価値が一気にぼくの中で 無くなってしまったことと、それ以前から広告業界にいながらテレビの つまらなさに辟易していたことが相まって捨てたのだ。 なので、テレビを見るとしたらたまーに、実家に帰るときか、外食する蕎麦屋なんかにテレビがあるときくらい。 前置きが長くなってしまったけれど、先週末、妻の実家に家族でお邪魔した。たまたま茶の間でNHKBSがかかっ

          穂高を愛した男、宮田八郎さん