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推し遍歴 自己紹介に代えて

先週までコロナウイルスに感染していました。
幸い熱もなくほとんど無症状でした。
療養期間中は大学からもバイトからも自分が普段担当している一部の家事からも解放され、自室で寝て食うだけの引きこもり生活をエンジョイしていました。

とはいえ楽しい感情が1週間持続していたかと言われるとそうではありませんでした。もともとインドア派でしたが、1週間外に1歩も出れないことがこれほどまでにストレスに感じることだとは思いませんでした。

そのため療養期間中は、

立派な廃人と化していました。

療養期間が始まってすぐは今まで時間がなくて見れなかった動画を全部見てやろうと意気込んでいましたが、後半は鬱々とした気持ちを紛らわすためだけにSNSを周回していました。丸1日ずっと横になっているだけで体力的に全く疲れていないので、夜になってもあまり眠気を感じず、目が疲れたと感じるまでスマホを手放しませんでした。

そんな不安定なメンタルを支えてくれたのは、まさしく推しでした。
推しの活動を追うこと、推しについて語ること、推しの存在それ自体が私の生きがいだと、今回の療養生活を経て改めて感じました。

こちらの記事も療養期間中に書いたものです。人生初noteで、自分の文章力の未熟さにも気づいていました。しかし小さい頃から文章を書くことが好きだった私にとって、自分が持つ語彙力を最大限に使って自分の感情を表現することはストレス発散方法のひとつだったため、躊躇いや気恥しさはありませんでした。

この記事では自己紹介に代えて、私の推し遍歴について話していきたいと思います。

【ジャニーズ編】

ジャニーズは私にとって青春そのものです。
私のオタクとしての自我を目覚めさせてくれたのは紛れもなくジャニーズでした。

私の人生初の推しは嵐の櫻井くんでした。
私が小学校に上がる頃にはすでに嵐の人気は絶頂にあり、クラスでも「嵐なら誰派か」という話題で持ちきりでした。
周りの流行に合わせて嵐が出演するバラエティやドラマを見ていくうちに彼らの魅力に惹かれていき、小学校4年生になる頃にはお小遣いで歴代のシングルやアルバムをレンタルして聴き漁るほどに嵐に沼っていました。一度好きになるとその対象についてとことん調べないと気が済まない性格は当時からあったと思います。

しかし私が小学生の頃は推しを持つ文化が盛んでなかったため、「異性のアイドルのファン=推しに対して恋愛感情を持っている」と誤解されやすかったこと、さらに嵐ファンの女子はクラスのカースト上位にいたことから、根っからの陰キャでカーストの底辺にいた私は周囲に自分が嵐ファンであることを知られるのをひどく恐れていました。自分のような人間が天下のアイドル嵐様を推すなぞ烏滸がましいとすら思っていました。両親から冷やかされるのも嫌だったので、ファンクラブに入りたい、ライブに行きたいと強請ることもありませんでした。

私がジャニオタを堂々と自称できるようになったのは中学に入ってからでした。
『R.Y.U.S.E.I.』の大ヒットがきっかけでスクールカースト上位層の女子の間で三代目 J Soul Brothersが爆発的な人気となり、クラス内に推しを持つ女子が増えていきます。
当時はどの界隈でも推しグループの代表曲しか知らないようなミーハーを嫌う風潮が強く、女子は自分がどれほど推しに関する知識を持っているかでマウントをとっていました。
こうした雰囲気も相まって周りにジャニーズ「オタク」が増えていき、私自身も自分がオタクであることを表に出すようになりました。
当時好きだったジャニーズの曲を聴くと、思春期に抱えていたこの一連の葛藤を鮮明に思い出します。

今までいろいろなジャニーズグループを推してきましたが、熱しやすく冷めやすい私は1度ハマっても1年も経たないうちに他のグループに推し変する、ということを繰り返していました。
唯一ファンクラブに入会し、ライブに参戦したグループはHey! Say! JUMPでした。有岡くんをかれこれ4年くらい推していました。
推しはコロコロ変わりましたが、小4で嵐を推し始めてから高3でK-POPに堕ちるまでの約8年間、ずっとジャニーズのオタクをしていました。まさかなにわ男子でまたジャニーズに出戻りするとは思っていませんでしたが。

【K-POP編】

K-POPに堕ちたきっかけはEXOでした。
高校3年の時、当時1番仲が良かったシウミンペンの友達による熱心な布教により、ダンス好きな陽キャの嗜みという勝手な偏見から絶対に足を踏み入れることはないだろうと思っていたK-POPの沼にまんまとはまり、めでたくジョンデペンとなります。

しかしK-POPにおける初の推しを見つけたと思ったのも束の間、彼はデキ婚しその後すぐに入隊してしまいます。
そんな時に出会ったのがEXOの後輩グループ、NCTでした。

彼らに沼ったきっかけは英雄のPVでした。
今まで聴いてきたK-POPのイメージを真正面からぶち壊された衝撃で、気づけばファンクラブに入会していました。
推しは悠太です。SMエンターテインメントに日本人がいることは英雄を見る前から知っていたのですが、プロ意識の高さ、長髪が似合うチャラさ、他の何にも染まらない個性に惹かれファンになりました。
私の中で、今最推しのアイドルです。

悠太は私をヴィジュアル系バンドの世界に引き込んでくれた存在でもあります。
ライブ配信で、彼が好きな歌手に私の知らないアーティスト名を挙げていたのを聞いてすぐに調べました。そのアーティストこそラルクとABCです。(ラルクはV系ではありませんが)
この2バンドをきっかけに、私は自分の世代から離れたヴィジュアル系を積極的に聴くようになります。今では音楽の中で最もよく聴くジャンルになっています。

【V系編】

V系はラルクやABC以外に、X(hide)、LUNA SEA、GLAY、Malice Mizer、BUCK-TICK、SIAM SHADEなどもよく聴きます。(ラルクはV系ではありませんが)
最近のV系よりも、80年代後半~90年代にデビューしたバンドをよく聴きます。

今1番好きなV系を挙げるならJanne Da Arcです。noteのアカウント名を決める時、迷わずJanne Da Arcのファンクラブ名「マドモアゼルなあなた達」から取ろうと思いました。それほどまでに彼らの音楽は私の人生の一部になっています。(ちなみに澪という名前は、自分の本名にある「み」という音と令和の令の字の両方を含んだ漢字から名付けました)

私がジャンヌの存在を知り、その虜になった頃には彼らはとっくに解散していましたが、今ジャンヌの曲を聴かない日はないくらいその存在に助けられています。
ジャンヌのライブに行けなかったことを悔やみつつ、しゅーちゃん、kiyoちゃん、youちゃんが解散後もジャンヌの曲を演奏してその様子をYouTubeにアップしてくれているのを見ると、再結成を願わずにはいられません。yasuは年々色気が増していくタイプだから今めちゃくちゃイケおじになってそうだし。
ジャンヌの楽曲やバンドに対する思いについては別で記事を作って存分に語りたいので、今回はオタクのエゴを押し殺し、yasuやka-yuが今音楽から離れていても、5人がそれぞれ幸せでいてくれればいいな、という自分で書いていて虫唾が走るような綺麗事で締めさせていただきます。

【女性アイドル編】

男性アーティストについてずっと書いてきましたが、女性アイドルももちろん好きです。これも世代ではないですがモーニング娘。黄金期~プラチナ期が特に好きで、℃-uteやスマイレージなど他のハロプロ所属のアイドルも聴きます。もうみんな卒業してしまいましたが…。

プラチナ期の娘。ではガキカメが好きです。アイドル全般に言えることですが、私はセンターよりセンターを横で支える存在を推しにしがちです。黄金期の推しは決められません。黄金期メンバーは本当に誰がセンターでもおかしくなかったと思います。
個人的に1番好きなハロプロのアイドル、というか1番好きな女性アイドルは松浦亜弥です。歌唱力ももちろんですが、ソロとしてここまで確立しているアイドルはもう出てこないと思います。

K-POPではRed Velvetのジョイちゃんが好きです。可愛らしい雰囲気があるのにどこか天然っぽいところに色気を感じます。個人的にガールクラッシュをコンセプトにしているアイドルよりも、可愛さを売りにしているアイドルに惹かれます。陰キャ特有のギャルに憧れる気性からaespaも気になっているのですが、未だに推しを決められずにいます。
K-POPに関してはSM所属のアイドルしか挙げていませんが、K-POPを知ってまだ日が浅いので、これから他の事務所のアイドルも徐々に開拓していきたいと思っています。


かなり長々と書いてしまいましたが、私の推し遍歴はこんな感じです。
前回の記事にいいねしてくださった方やフォローしてくださった方のプロフィールを見ると、ジャニーズ以外の界隈の方もいらっしゃいました。
基本的に布教されたら沼りやすい性格なので、noteを通していろいろな界隈の魅力に触れていければと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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