ONE PIECE×考察 なぜ世界をひっくり返さないといけないのか??〜現実世界の国連との違い〜
今日はONE PIECEの考察をさせてください。
ここ最近の内容で、『世界をひっくり返す』という単語が頻繁に出てくるようになりました。
では、なぜ世界をひっくり返さないといけないのか?
について考察をさせてください。
まず、物語の中の世界とは、世界政府のことですね。
この組織は、ルフィ達の時代から800年前に誕生しています。
そのトップは五老星。
下部組織には海軍本部や、諜報機関のサイファーポールがあります。
現在では、170カ国の国々が参加していて、天上金を払うことが義務付けられています。
この天上金が払えなければ、即座に世界政府の管轄外となり、海軍からも守ってもらえず、人身売買や海賊行為が横行してしまうんです。
ちなみに、ここで話を分かりやすくするために、僕たちの現実世界での世界政府、『国際連合』と比較してみましょう。
国連は1945年の発足当時の加盟国は51カ国でしたが、現在は193カ国が加盟しています。
ONE PIECEの世界の「天上金」と同じように、国連に加盟するためには毎年加盟料を払う必要があります。
その金額は、国民一人あたりの所得などによって調整されるそうです。
ちなみに、日本はアメリカ、中国についで3番目の負担額であり、2019年は260億円の負担だったようです。
この金額を高いとみるか、安いとみるかは置いておいて、少なくとも国連の中で、圧倒的に権力を持っている常任理事国を務める5つの国を優遇していないだけでもフェアなのかな?とは思います。
また、ONE PIECEの世界においては、天上金を払えなければ、即座に世界政府から脱退させられますが、国際連合ではそんな措置は取られません。
2018年には193カ国中、81カ国が未納であり、アメリカでさえ支払いが遅れている状況です、
この観点からも、国連はONE PIECEの世界政府よりは柔軟な対応をしていると判断できますね。
2つを比較していく中で、最も大きな違いを感じたのが、やっぱり警察のシステムです。
国際は国連軍という軍隊を組織してはいるのですが、基本的に日本の治安を守っているのは、日本の警察であり、アメリカの治安を守ってるのはアメリカの警察ですよね。
それに対して、ONE PIECEの世界では、東の海の治安を守るのは、海軍の東の海支部であり、グランドラインの治安を守るのは海軍のG•L支部です。
つまり、現実世界では国連を抜けても即座に無法地帯にはなり得ないですが、ONE PIECEの世界では、世界政府を脱退した瞬間に無法地帯に陥ってしまうんです。
現実世界でも日本の警察いなくなったら、想像もできない事態に陥りますよね(>_<)
ちなみに、ONE PIECEの世界で鎖国をし続けているワノ国は強い侍達がいるため、外部から守られています。
世界政府はそれぞれの国が強い軍事力を持つことを恐れて、今のような統治体制を敷いてる可能性も高いですよね。
実際に世界政府を倒しうるのは、本来なら強大な組織力を持ってるはずの国ではなく、海賊か革命軍しかいないですもんね。
こうした『天上金』や『海軍』のシステムによって各国は自由を奪われているために、世界をひっくり返す必要があるのかな??
と感じました。
今回は、ちょっと自分でも興味があったので、現実世界との比較を書きましたが、世界をひっくり返さないといけない理由はまだまだありそうです。
タイミングをみて、またこのテーマで書こうと思うので、よろしくお願いします。
今日も読んでくださって、ありがとうございます(^ ^)
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