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ONE PIECE×坂本龍馬〜新時代を創った男が大切にしていたこと〜


↓動画でも解説しています♪

■日本史上、最も愛された男

前回、漫画から偉人を紹介するシリーズをスタートしました。
記念すべき、第1回目は吉田松蔭さん。


そして、第2回目は、日本人の好きな歴史上の人物、第1位の坂本龍馬さんです!

坂本龍馬といえば、幕末に彗星の如く現れた英雄。

日本を今一度洗濯したく候。

という言葉を有名なことを残し、それをまさに実現させた人物です。

では、「日本を洗濯する」とはどういうことか?

当時の日本は鎖国状態で、海外の技術を取り入れることができません。

そのため、西洋に比べて、政治や兵器など遅れてしまっていることもしばしばでした。

「このままじゃ、日本が西洋の植民地にされてしまう!」

そんな危機感から、龍馬は↑の言葉の通り、今の日本のシステムを全て破壊して、新しく強い国をゼロから創ったのです。

もともと龍馬は、高い地位を持っていたわけでもない一介の浪人でした。

それにも関わらず、龍馬は自分より遥かに格上のすごい人たちを、その人間的魅力でどんどん味方にしていき、日本を動かしていくのです。

■坂本龍馬とモンキー・D・ルフィの共通点とは?

そんな龍馬とONE PIECEの主人公ルフィは共通点がたくさんあります。

今日はそれを一つ紹介させてください。

物語は進み、ルフィも世界で知らない人はいない程の大海賊になった頃。

ルフィ率いる麦わらの一味に憧れて、仲間にして欲しいと集まってくる海賊が殺到。その数なんと5000人です。

このまたとない申し出をなんとルフィは断ります。

その理由は

『窮屈』
というものでした(笑)それでは当然納得できない海賊たち。

それに対する、ルフィの答えがこちらです。

「俺は海賊王になりてえんだよ!偉くなりたいわけじゃねえ!!」

ここまでの話を踏まえてどういうことか??

ルフィにとっての海賊王というのは、

偉くなることではなく、世界一自由であることなのです。

実は、これと全く同じシチュエーションが坂本龍馬にもありました。

日本の政治システムを徳川幕府から、民間で選ばれた政治家達で運営する議会内閣制へと移行させた龍馬。(この仕組みは現在も続いています。)

その初代内閣の構想メンバーを、同じく幕末の英雄、西郷隆盛に見せた龍馬。

そのリストを見た西郷さんは、まずは自分の名前が陸軍大臣の欄にあることに大喜び。ただ、おかしなことに気付き、龍馬に質問します。

『坂本さん、おはんの名前がなかど?』

なんと、立役者の龍馬の名前がそのリストになかったのです。

それに対して、龍馬は

『わしには役人は窮屈でかなわん。これからは世界で商売でもやるきに!』

と答えたそうです。

それを見ていた龍馬の子分、後の外務大臣、陸奥宗光はその光景を見て

『西郷は後に、日本史上の巨人だと語られるようになるが、この時の坂本先生は、西郷よりも二回りも大きく見えた』

と語っています。

とっっってもカッコいいエピソードですよね♪

ルフィと坂本龍馬の共通点は

偉くなることよりも、自由が何より大切!

ということです。

■最後に

このブログの中でも繰り返し伝えている、

「世間の評価ではなく、自分にとって本当に必要なのは何か??」

それを見極め、追求することが何より大切です。

ルフィと龍馬は『自由』と答えましたが、あなたもそれを真似する必要はありません。

あなたにとって最も大切なこと。

この機会にぜひ考えてみてください。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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