ONE PIECE×武士道③〜義とは何か??〜
前回に引き続き、今日も武士道を書きます!
今回のテーマは『義』について。
これは、武士道の中でも最も大切にされている言葉の一つです。
では、義とは何でしょうか?
人によって、色々思うところがあると思うのですが、個人的に1番納得することが出来た答えを紹介させてください。
義とは、美しい我のあり方だ。
というものです。
実は、義の漢字そのものに意味は含まれているんです。
義
↑の漢字、分解してみると、美しいと同じ冠が頭に来ていますね。
そして、その下に我という漢字が組み合わさって、義という漢字ができています。
つまり、みんなそれぞれの中にある美しい生き方、カッコいい生き方こそが義だということです。
約束は必ず守る。困ってる人がいたら助けてあげる。「ありがとう」と「ごめんなさい」をしっかり口にする。などなど、答えは人によって様々。
また、武士道の中には
『義を見てせざるは勇なきなり』
という言葉もあります。
これは、
「人として正しいと思うのに行動を起こせないのは勇気が無いからだ」
という意味です。
この中で、『義』と『勇』はセットであることが説明されています。
例えば、何かに命を懸けることは一見正しいことのように思えますが、死ぬに値しないことのために命を落とすのは、武士道に反しているのです。
反対に、口では正しいことを言っていても、勇気を持って行動に移すことが出来なければ、これも武士道に反しています。
『勇』が『義』に力を与え、『義』が『勇』を正しい方法に導く。
これが、サムライの美しいあり方だったんですね。
ここで、ONE PIECEに話を移します。
↓のシーンを見てください。
これは、ONE PIECEのお決まりのパターンの一つです。
物語の中で、何人も強者の影に隠れて、自分のことしか考えず、周りを苦しめるキャラクターが出てきます。
ルフィはそんな時でも、一切の躊躇もなく相手をぶっ飛ばすんです。
ちなみに、脅されているのは、この時点のルフィでは確実に殺されてしまうほどに恐ろしく強い相手です。
ただ、たとえ殺されたとしても、自分の信念に基づき、正しいと思う行動を貫き通す。
まさに、義を見てせざるは勇なきなり。
を体現しています。
私たちが生きている時代は、義なんて古いと言われてしまうかもしれませんが、人間そんなに変われません。
誰だって、本当はかっこよく生きていたいはず。
そして、自分が今まで、どれだけ義を持って生きてきたかが、今の自分の自信を作り出すんです。
遅いなんてことはありません。
勇気を出してかっこよく生きる道を歩き始めましょう。
僕も反省することばかりですが、一緒に頑張っていきます!
今日も読んでくれてありがとうございました。
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