秦王嬴政が中華を統一できた理由
◆動画でも解説しています。
良かったらぜひ観てみてください✨
先日、最終回を迎えたアニメキングダム第5シリーズ。
最後の回では、秦王嬴政と斉王王建の大論戦が描かれました。
そして、この結果、嬴政は王建を味方につけ、戦わずして実質的に一つの国を落とすことに成功したのです。
では、なぜこのような奇跡が起きたのか?
私たちにとっても大いに参考になる部分があったので解説させてください。
まず、そもそもなぜ遠くから斉王が嬴政に会いに来たかというと、すべての国を戦争で滅ぼし、統一国家を創るという嬴政の野望について、その真意を聞きに来たのでした。
議論は、
「侵略戦争など、決して許せない」
と、一触即発の状態から始まりました。
それに対し、嬴政は、今回の戦争は侵略戦争ではなく、新国家を建国するための戦争だと語ります。
ただ、この答えに斉王は納得しません。
そんなものは空論で、新しい国のトップに嬴政が就くのであれば、実質的な支配関係が生まれるではないかと。
それに対し、嬴政は、新国家を支配するのは、人では決してあってはならず、法が支配するべきだと語ります。
我々が目指すべきは、『法治国家』だと。
王族さえも逃れることのできない、法の下の平等という理想掲げた嬴政の答えに、斉王は深くうなづき、中華の舵取りを任せることに決めたのでした。
ストーリーの説明が長くなってしまいましたが、今回のお話で、私たちが生かせる、たくさんの人を味方にする技術についてですが、
一言でいうと、
です。
想像してみて欲しいのですが、あなたが誰かに借金を申し込まれたとします。
その際、「キャバクラに行きたいから」と告げられたらどうでしょうか?
すぐに断りますよね。笑
それに対し、「お世話になった地元を明るくするために、遊園地を作りたい」と言われたらどうでしょうか?
少なくとも、個人的な欲望に対してよりは、はるかに心が動きますよね。
このように、人は自分以外の誰かのために、一生懸命な人を応援したくなるようにできています。
これはまさに、キングダムで最も有名な名言の一つ、
という言葉からも来るのでしょう。
だからこそ、あなたがたくさんの人を巻き込んで事を成そうとするのであれば、自分のためではなく、誰かのために大きな旗を掲げましょう。
その理想を本気で目指すあなたの一生懸命な姿に多くの人が力を貸してくれるはずです。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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