どうも、やまけんです。
2020年より続いたコロナ禍も徐々に収束が見え始め、今年の3月13日からはマスクの着用が原則的に個人の判断に委ねられるようになるなど元の日常を取り戻しつつあります。
今年の大学4年生は入学と同時に新型コロナウイルスの影響を受け、部活動の練習はおろか、キャンパスに通い講義を受けるという大学生活そのものすらままならず、大変辛い思いをしてきたのではないかと思います。
今回はそのような環境下でも着実にレベルアップし、上のステージを目指す大学生選手にお話を聞いてみました。いずれの選手も今年の大学野球を、そして今後の野球界を語る上で欠かせない期待の選手なので、是非最後まで読んでいただけると幸いです!
※紹介に使わせていただいた写真は選手ご本人から提供いただいたものです。
質問項目
今回は各選手に上記の質問をさせていただきました。今の大学の志望理由、自身の能力の5段階評価、注目ポイントなど、決して他の媒体では読むことのできない貴重なお話をお伺いすることができたので、どうぞ最後までじっくりご堪能ください!
下村海翔(右投手・青山学院大)
高校時代から評判だった下村投手。大学入学後も1年時からリーグ戦の先発を任されるなどチームからの信頼度は高く、現在では同級生の常廣投手と鉄壁の2枚看板を形成しています。最終学年ではより一層の飛躍に期待がかかります!
工藤泰成(右投手・東京国際大)
昨年のリーグ戦から頭角を現してきた工藤投手。最速153キロのストレートは打者の手元まで球威が衰えず、そこに武器のスライダーを織り交ぜ奪三振を量産します。チームメイトの三浦克也投手や荒木隆之介投手、4番を打つ青木蓮太朗選手なども非常に能力の高い選手ですので、是非リーグ戦へ足を運んでみてください!
冨士隼斗(右投手・平成国際大)
昨年12月に行われた大学日本代表の強化合宿で、参加した投手の中で最速となる155キロを計測し大きなインパクトを与えた冨士投手。控え選手だった高校時代から急成長し、現在ではドラフト上位指名が有力視されるまでになりました。同じリーグの上武大学や白鷗大学といった強豪を倒し、全国大会出場に期待がかかります。
山田怜卓(右投手・白鷗大)
サイドスローから球威で押す投球が魅力的な山田投手。全国的に見ても希少性が高く、注目を集めるのではないかと思っています。同期のサウスポー池田投手とともに曽谷投手が抜けた穴を埋め、全国大会出場を目指します!
中澤嶺(左投手・龍谷大)
昨年の春に現地で見た際、澤井廉選手(ヤクルト、当時中京大)相手に直球でバットをへし折り、その球威に度肝を抜かれました。少ない球種ながら高い奪三振率を記録しており、球質の良さには非凡なものがあります。昨秋は故障で登板がありませんでしたが、最終学年での復活に期待がかかります!
辻本倫太郎(内野手・仙台大)
ショートでの高い守備力とここ一番に強い打撃が持ち味の辻本選手。明るいキャラクターでチームを鼓舞する一方で必要な声かけも怠らず、チームの引き締め役も担える選手です。最終学年ではチームの勝利とともに2年連続の大学日本代表選出、そして仙台大の野手として初の支配下指名を狙います!
三原力亞(外野手・仙台大)
辻本選手とともに仙台大を牽引するスラッガー三原選手。昨春のリーグ戦では1試合3本塁打を記録するなど、長打力は全国的に見ても屈指のものがあります。
最終学年では同じリーグのライバル校であり好投手が揃う東北福祉大を倒し、全国でその打棒を発揮していただきたいです!
村田怜音(内野手・皇學館大)
「規格外」という言葉はまさに村田選手を表現するためにあるではないかと思うほど、存在感を放つ選手です。捉えた際の飛距離はメジャーリーグの選手にも引けを取らないのではないかと思うほど。目標設定にも明確なものがあり、今後更に大きく成長する姿も想像ができます。
高橋隆慶(捕手兼外野手・中央大)
全国的に見てもレベルの高い「戦国東都」で2年春に打率.343、3本塁打を記録し新人賞を受賞した実力の持ち主である高橋選手。登録は捕手ですが、新チームでは阪神に入団した森下翔太選手の穴を埋めるべく外野の守備にも挑戦中です!攻守ともに目が離せません。
石毛大地(外野手・筑波大)
バットコントロールと脚力を武器に筑波大の攻撃の起点を作る石毛選手。昨春は好投手が揃う首都リーグで打率.462を記録し首位打者を獲得すると、6月に行われた大学日本代表の選考合宿にも選出されました。最終学年では目標のリーグ優勝を果たし、全国に「国立大旋風」を巻き起こすような活躍に期待がかかります!
まとめ
今回、10人の選手にお話を聞かせていただきました。
それぞれバックボーンは違いますが、不規則な大学生活の中でも成長を重ね、レベルアップを遂げてきたことに変わりはありません。そして、最終学年でも更なる飛躍に期待がかかります!
今回紹介させていただいた選手のうち、早い選手は4月1日(土)から春季リーグ戦が開幕します!少しでも興味を持っていただけましたら、是非リーグ戦へ足を運んでみてください。以下に各リーグの日程がわかるリンクを掲載いたします。
東都大学野球連盟(青山学院大学、中央大学)4月1日開幕
首都大学野球連盟(筑波大学)4月1日開幕
東海地区大学野球連盟三重県リーグ(皇學館大学)4月1日開幕
関西六大学野球連盟(龍谷大学)4月1日開幕※龍谷大は4月8日初戦
東京新大学野球連盟(東京国際大学)4月6日開幕※東京国際大は4月15日初戦
関甲新学生野球連盟(平成国際大学、白鷗大学)4月8日開幕
仙台六大学野球連盟(仙台大学)4月8日開幕