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#3 のんび~り薬膳を続けていて気付いたこと。「楽しい!」を大切にしよう!

のどに何かがつかえているような感じ。
中医学では「梅核気(ばいかくき)」といいます。
ちょうど梅がひっかかっているような。
薬膳を学ぶ中で、最初にそれを聞いたとき、「え、何それ…あるあるじゃない!」となりました。
それまで、のどに違和感があるなんて、まったく気が付いてなかった。
しかも、主な原因はストレスというではないですか。
は?ストレス?
梅核気、いつからあるのよ?!

この症状が現れる原因は、心理的なストレスがかかることで、気(エネルギー)の巡りが滞ること。
感じやすい人の傾向は、
①ストレスを発散することが苦手、
②嫌なことがあっても我慢する。
そこで、また気が付いたのです。
私、我慢してたの?!

薬膳、というかそのベースとなる中医学では、のどの症状1つから、その人の性格やら日々の過ごし方まで分かってしまうのか。
しかも、それを食事で改善するという。
面白すぎる。思うにこれが、薬膳に引き込まれていったきっかけでした。

のどに異物感があることも、知らず我慢していたことにも無自覚だった私は、それから自分を観察することにしました。
どういうときに異物感が強くなるか。
仕事で切羽詰まったとき。断れないとき。約束を破られたとき。軽く扱われたとき。などなど。
結論!自分がどう思うかより、周りの意向を気にしてた。
自分の意見が「言えない」んじゃなくて、それは「言わない」選択をしていたということ。
飲み込まなくていいものも、飲もうとしてた。

BGM「ありの~ままの~♪」が高らかに鳴り響きます。
で、またまた気づくわけです。
この曲に共感する人は、たくさんいましたね。大ヒットしましたね。
あれ? 私みたいな人、たくさんいるってこと?

では、異物感が気にならないのはどんな時か。
友達と話してるとき。おいしいもを食べるとき。好きな歌を歌うとき。風が気持ちよいとき。などなど。
これは「楽しい」ときですね。分かりやすい。
ストレス発散が苦手らしいけど、楽しめばいいんじゃない?

私みたいな人、たくさんいるみたいだけど、私は伝えたい。
「楽しい」を大事にしようよ!

中医学ってすごいですね。
いろんなことに気づきましたよ。
薬膳に出会わなかったら、無自覚なままかも。
今では、梅核気はストレスのバロメーター変わり。
喉つまってきたな、と思ったら、何か楽しいことをします。
まあ、必要な我慢もありますからね。

ちなみに、トップの写真は、イチゴとカリフラワーと人参の葉で、ベジフルブーケを作りました。
食べ物で遊ぶなっと言われそうですが、この後、全部おいしくいただきましたよ。
カリフラワーがかすみ草のように見えたから。
作って、写真とって、料理して、食べる。
あー楽しかった!

次は、薬膳らしく、食で養生するお話です。

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