3期「薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー認定講座」ベーシック終了
リラクゼーションサロン、エステティックサロン、リフレクソロジーサロン、健康食品店、ヨガ、フィットネスサロン等の方向けに開講しているプロ向け講座。
モーリー薬膳ラボ3期「薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー認定講座」ベーシック全7回が終了しました。
最終回の7回目はこれまで学んだカウンセリングを使ってその方に合った食事のアドバイスに繋げるロールプレイングです。
薬膳カウンセリングには外見の観察が大事
この講座の最初からお伝えしていることに、外見の観察の重要性があります。
体の外に出ているあらゆることは体の中で起こっていることの鏡とも言えます。
髪の状態、目の輝き方、お肌、シワやシミ、口角の状態・・・声の出し方、臭い、立ち姿等だけでなく広く言えば性格まで。
薬膳の基になる中医学では、体と精神を分けて考えないため、その人が良く持つ感情からもその人のベースとなる体質が分かりやすくなるのです。
記事下の「性格からわかるキャラ別不調アドバイス」を試してみてください。ご自身がどんな不調に気を付けると良いのかが簡単にわかります。
話を戻して、オンラインの場合は、この外見の観察が難しいため、特にどんな質問をしてその答えから中医学的な分類に落とし込めるかが重要になります。
今日は、先に質問のポイントをまとめていたので、ほぼそれに沿って質問をされました。
チェックシートだけでは不十分な理由
よく、ネットでも簡単ないくつかの質問に答えると気虚・血虚・気滞などのタイプが分かるチェック項目があります。
ベーシック講座を受講され認定テストに合格されるとモーリー薬膳ラボのカウンセリングシートをお渡しします。
このシートとご自身が普段使っているカウンセリングシートを合わせてカウンセリングすることがおすすめ。
そのサロンの施術によっても、必要項目が違うからです。
シートである程度その方の体質はわかりますが、これだけでは不十分なので、やはり質問してそれに答えてもらい、そこからその方の体の状態を中医学的に分類して行きます。
なぜ、シートだけでは不十分なのか?
それは、その方によって受け取り方が違い、詳しく聞いた方が良いことがあったり、答えるのを恥ずかしいと思って正確に答えられない方もいるからです。
3期の方々は普段、あまりカウンセリングシートを施術前に使用されず施術しながら質問して行くスタイルを取られています。
けれど、事前にある程度の予測がついていると施術も的確になり、施術後のアフターカウンセリングでの食事のアドバイスにも繋がるので、認定テストに合格された後にはチェックシートとそれに基づく質問でカウンセリングが進められるようにします。
教科書通りのアドバイスはしない
施術後のアフターカウンセリングではその方の不調を元に戻したり、施術効果を長持ちさせるための食事のアドバイスをします。
カウンセリングから一貫しているのは中医学で考えるということ。
食事のアドバイスは薬膳の食材の性質や効能と調理で考えます。
1期の受講生の方の時からお伝えしているのは「その方が現実的にできるアドバイスをする」と言うことです。
言い換えたら、教科書通りの答え方をしないということになります。
現代人は忙しく、朝ご飯がおやつのような人やお昼はいつもコンビニ、晩ご飯はアルコールを飲むからそのおつまみだけ。
おやつは毎日甘いものを食べて、一年中アイスコーヒーというケースもあります。
できる事なら、野菜や肉、魚介類、豆や海藻等をそろえて自分で調理するのが一番ですが、時間的にできないとか仕事が遅くなり、食べるお店が開いていないという場合もあります。
そのため、最初からハードルを上げずにその人が実際にできる事の中からアドバイスするということを鉄則にしています。
今日のプレカウンセリングとアフターカウンセリングはそれぞれかなりのハイレベルでカウンセリングとアドバイスをされたのでとても感動しました。
それでも、これも聞いておけばもっとその方の体のことが分かったはずとか、これが出ていたらこの体質だと決めつけずに、常に本当にそうなのか?と疑って、さらに質問をして行くという気づきを得ていただきました。
認定テストに合格されるとアドバンスコース(全12回)に進まれます。
ここではさらに、よくある事例を学び、実際のお客様の事例でカウンセリングとアドバイス検討会を行います。
施術をするだけでなく、施術がなるべくキープできるように、また酷くならないための予防としての食事のアドバイスができるセラピストさんを目指して頑張りましょう。
次期(4期)の開講、募集はメルマガ「モーリーの簡単エイジングケア薬膳」でお知らせします。
メルマガへのご登録がまだの方はこの機会にご登録をお済ませくださいね。
【関連記事】
通常メルマガ『モーリーの簡単エイジングケア薬膳』お申込みは下のバナーをクリックしてください▼
記事内でご紹介した無料診断『東洋医学で解く!キャラタイプ別不調アドバイス』は下のバナーをクリックしてお試しください。▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?