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伝えたい熱が止まらない!一生来てもらえばいいとは思っていないセラピストのいるサロン

昨日は、今年「薬膳ウーマンライフケアアドバイザー」認定テストに合格された方の一回目の交流会でした。

お一人お休みでしたが、交流会では、この講座を受けてどのようにお客様との接し方が変わったのかを、最初に聞いてみました。

すると、「伝えたい欲が止まらない。」「伝えたい熱が止まらない。」と言う方ばかりだったのです。

お客様の、今あるお悩みの原因が学んだ中医学でわかり、どうしたらお悩みの解決に近道なのかが分かるからなのです。

ずっと通いつづけてもらうには、お客様が受けたいと言われる施術だけをしていれば良いのかもしれません。

サロンから帰る時に、スッキリしたとかツルツルやスベスベになったと満足してもらい、次に来るときにはまた以前の状態に戻っている。

そんな状態なら、ずっと通いつづけてくれるでしょう。

けれど、セラピストさんの本音は、そのお客様のお悩み解決に全力で寄り添いたい。施術の効果を少しでも長く維持して欲しいという方が多いと思っています。

なので、たくさんの知識を持てば持つほど、たくさんお伝えしたくなってしまうのです。

これが今回の共通の話題でした。

交流会でシェアしたこと

2時間の交流会でお互いにシェアしたことは、こんなことでした。

●海外の産後と日本の産後の違いを肌で感じた
●たくさんアドバイスをしたいのにお客様に関心を持ってもらうには?
●くどくならない伝え方
●学んだことでお客様のお悩み原因がわかった
など

海外の産後と日本の産後の違い

中国・香港・台湾などの中華圏では、産後ケアの文化があり、産後の女性をサポートするシステムや文化が根付いているのに対し、日本では特に、乳児を子育ては「孤育て」になりがちです。

このお客様はご主人は出張の多い日本人で奥様は中華圏の方。

ご自身の国の文化との違いで、赤ちゃんを連れての来店ができるサロンで久しぶりに大人と話したと泣きそうになられたそうです。

産後の心身の健康面からも、中医学や薬膳でお客様をサポートできるという話題で活発なトークとなりました。

中華圏の産後ケアについては2022年10月25日22:00より、中医学と薬膳の視点からTwitterスペースでもお話します。

アドバイスをしたいのに聞いてもらえない時の工夫

お客様のお悩みを考えると、たくさんアドバイスをしたくなるものです。
その方が、フェイシャルエステのお客様でも、お悩み原因が体の内側にあることも多いからなのです。

それが、わかるようになると単に施術して終わりではなく、お伝えしたくて仕方が無くなる。

けれど、お客様にはそれが理解いただけないので、どうやったら聞いてもらえるのかを工夫しているとのこと。

「お節介おばば」になっても伝える意気込みだと言われていましたが、直球で伝えても伝わらない挫折感を味わうより、変化球で自分で気づいてもらう方法を考えられていて素晴らしいと感じました。

何度も「おばば」と言われるので、みんな大爆笑。
くどくならない伝え方にも共通する工夫があり、笑いながらも真剣にお客様を考えているホンネトークは価値あるものでした。

学んだことでお客様のお悩み原因がわかった

様々な世代の日本人女性の特徴が分かったので、この年代の人のベースはこうというスタート時点が違うと言われました。

全く分からないのではなく、ベースが分かっているのは違います。
しかも日本人特有の気質や文化に沿ってお伝えしているので、使いやすいとの事。

〇〇のお客様が来られた!と分かった時は嬉しそうでした。
それが分かった時点で、お悩み解決へのアドバンテージです。

本当に素晴らしい。

2025年以降の日本人の健康管理

これは、医療現場で肌で感じている方からのシェアと私が講座でお伝えしていることの再シェアでした。

2025年に団塊の世代の方々が全て後期高齢者(75歳以上)となります。

すでに2022年10月1日から、医療費の窓口負担額の見直しがされ、これまで一律1割負担だった医療費が2割負担に変わった一定以上の収入がある方も居ます。

・課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯の場合200万円以上、複数世帯の場合合計320万円以上の方は、窓口負担割合が2割となります。
 ※現役並み所得者の方は、10月1日以降も引き続き3割です。
 ※窓口負担割合が2割となる方は、全国の後期高齢者医療の被保険者全体のうち約20%の方です。
・ご自身の負担割合が2割となるかについては、令和4年9月頃に後期高齢者医療広域連合または市区町村から、令和4年10月以降の負担割合が記載された被保険者証を交付しますので、そちらを御確認ください。   

厚生労働省ホームページより

これを踏まえて、サロンのお客様に薬膳アドバイスをして行こうとやはり熱くなっていました。

「一生通って!とは思わない。」はお客様の事を思えばこそ

参加者の方々が、「一生通ってとは思っていない。」と言われます。

丁度数日前に、Twitterで見つけた記事と被りました。

お客様には、少しでも早くお悩みが解決して欲しいと思っているからこその
「一生通って欲しいとは思っていない。」なのです。

そして、講座中にお伝えした「医療機関で検査が最優先」を見逃さないことも実行されています。

その結果、閉経にはまだ早い方のホルモン補充療法の背中を押すことができたのです。

そんな思いのある方々と、これからも中医学と薬膳で、お悩み解決の近道を作って行きたいと私自身が勇気づけられました。

この講座を開講して本当に良かった。

薬膳ウーマンライフケアアドバイザー認定講座は、2023年に二期を開講します。

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