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2021年8月に薬機法が改定になり課徴金制度が導入されたことは以前記事にしました。

今回、自分のサイトを今一度見直してみたのです。
すると、この表現は???というものが見つかったのです。

抵触しない単語なのか?表現なのか?
抵触するとしたら、何がいけないのか?が知りたいですよね。

薬機法・特定商取引法・健康増進法に抵触しないために

自分では、決して誇大広告で誤解させるつもりはなくても、そう取れると判断されるものがあります。

そして、同じ業界では通っていることでも、法律の観点、一般の方がどう感じるかの視点で見て行くことも必要です。

薬機法だけでなく、特定商取引法、健康増進法なども絡むので勉強してもすぐに理解して発信などに使えるほどやさしくは無いのですが・・・

薬機法ライターという職業の方が最近目立つようになりました。

薬機法に抵触しない書き方でホームページや広告を書いてくれるのです。
すでに書かれたもののリライトも受けてくれます。

抵触しているところだけ書き換えてもらえるのかと思いましたが、全て書き換えるようなのです。5,000文字で50,000円前後。

5,000文字では、内容の濃いブログ記事1記事半程度。たったそれだけとも言えます。

そして、文体、文章のニュアンスなど、その人の伝えたいことや人がらが、そのまま残る書き方になるのかが分かりません。

どの表現がなぜダメなのかが知りたい

表現方法、単語が薬機法に抵触していないかどうかを調べる無料サイトがいくつかあります。

どこが作っているかはとても重要かと思いますが、弁護士監修とあり、実際の弁護士名も記載されているサイトがありました。

登録して検索したら、サイト全て(URLチェック)を調べて、代替案まで表示してもらえるようです。

ただ、その場で検索して調べられるのは、1日3回まで。URL全体までは調べられません。
25文字までの単語や言い回し、文章などです。

「〇〇でお腹スッキリ」のような表現が大丈夫なのかを調べたい場合はとても便利。

■お試しプランで1回のみ、全ての機能が使える。(0円。初期費用0円)
■7日間すべての機能が使える。(9,800円。初期費用 39,000円)
■会員。ずっとすべての機能が使える。(60,000円/月 初期費用200,000円)


1週間で9,800円ならと思うかもしれませんが、初期費用がまあ掛かります。(汗)

めちゃくちゃ良いサイトだと思いましたが、個人事業にはハードル高いですね。

けど、ホームページをこれから作るという時、ホームページの見直しを考えている時は良さそうです。1日ですべてをチェックして(笑)

(ちょっと、気づいたのですが、この価格税抜き表示なのです。
2021年4月1日の税法改正で総額表示が義務付けられたのですが。)

商用使用には年間ライセンス料が別途かかるようですね。

これを利用してサイトが薬機法に抵触していないかを見るサービスなどは基本できないということです。

しっかり調べたいなら法律家に相談を

この有料ツールを使えば、ブログも毎回これで調べて安心して発信できます。

けど、個人でここまでかけられないのでこれからもこのようなサイトを利用する人が多いと思います。

これはあくまでもツールなので、しっかり調べたかったら薬機法に詳しい法律家に相談するのが一番ですね。

法律なので守らなければならないものです。
初めから、薬機法を攻略しようというのではなく、また抵触しない、いわゆるすり抜けのようなことを研究するのではなく、何のための法律なのかを理解するのは大切ですね。

そして、自分のサイトを持つ前に、自分の伝えたいこと、その表現方法をしっかりチェックしておくことがとても重要だと感じます。

私見としては本当に必要としている人が見つけられなくなることが心配

今回、それだけ利益最優先で本当に困っている悩みのある人のことを考えていない広告やサイトが多いため、薬機法がどんどん厳しくなっているのだと感じました。憂慮しなければならないと思っています。

医療機関の検査では異常なしと言われても、不調がある人、一度完治しても繰り返して根本から治したい人は悩んで困って自分に合うものを探しているのです。

〇〇するだけでや、〇〇を飲むだけでなどの方法に傾倒し過ぎ、しかるべきタイミングでの受診機会を逸して命に係わることは避けるべきです。

けど、本当に悪徳なものは取り締まって欲しいですが、そういう人が自分に合う方法(食事なのか、代替医療なのか・・・)を探しても、法律に抵触しないあいまいな表現により見つけられにくくなることも心配にもなります。

科学的根拠に基づくエビデンスを基に、医療と食事や運動、医療と代替医療などの連携がスムーズになることを願って止みません。
現代医学(西洋医学)と東洋医学の連携もその一つです。

その選択が自分の意志であること、強要されたりだまされてのものでないなら選択の幅はあっても良いのではないかと考えます。

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