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看護師が薬膳に興味を持った訳


私は看護師として地域の二次救急病院に勤めていた。

紆余曲折の学生生活を送り新卒で入職。

配属先は救急外来、山下智久さん主演の『コードブルー』ど真ん中世代の私にとって、とてもやりがいのある大好きな場所だった。

うちにドクターヘリはなかったが。


内科の外来も含めていた当院、訪れる患者さんはたくさんいた。

そして今の日本の現代医療は、“病気を治す“「西洋医学」が主軸だろう。

ただ中には、検査をしてもこれといった原因が分からず、手術などの治療が必要な病気は見つかることなく症状緩和の薬で帰宅する。という方も多かった。

医師や看護師の中では「不定愁訴」として片付けられ、数日後また同じ症状で受診。そういう人がちらほらといた。

何故だろう、しんどくで病院に来ているのに、何も改善していないのに。

何かできることってあるのかな、そう思っていた折に、以前から興味のあった「中医学」に目を向けた。病院では漢方なども処方されており、一番身近に感じる「中医学」はそこだった。「中医学」「東洋医学」ってどういうものだろう。

自分なりに仕事の合間をぬって調べていると、“病気になるのを予防する“のが「中医学」だと分かった。では、どうやって?

その知識があれば、「不定愁訴」で片付けられる人が減るかもしれない!

そう考えた私は、オンラインでも通学可能な『本草薬膳学院』の中医薬膳師コースに入学した。

予防医学の知識があれば、病気になる前に解決できることがある。

病院に来る人を減らせるかもしれないし、自分や家族の健康管理もできるのでは?

そう思いオンラインでの学習を二年間続け無事に『国際中医薬膳師』資格を取得した。

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