見出し画像

2022年1月下旬の屋久島

屋久島では寒緋桜などの花が咲き、段々と気温があがり、過ごしやすい日が増えてきました。

■そんな中、新型コロナ感染者が出たと町内放送が流れました。
感染者は40代の町民1名、自宅待機です。鹿児島県全体でも重傷患者は0。格別大騒ぎする事でもなさそうですが、警戒基準レベルが2になりました。「まん延防止等重点措置」が九州全県を対象にして要請され、『爆発的感染拡大警報』なるものが発令されました。このおそるおそるしい名称は聞いたことがありません。定義を調べてみましたが、見つけることができませんでした。

ワクチンについては2回接種しても新型コロナ感染症に感染するため、令和3年5月から6月にかけて2回目のワクチン接種を終えた65歳以上の方を対象に、追加接種(3回目)の接種券を屋久島町から発送しました。

フェリー太陽Ⅱ(宮之浦港⇔口永良部港)の利用の条件が示されました。
下記の症状に該当する方は、乗船できない場合があります。
・軽い風邪の症状がある
・息苦しさ、強いだるさ、高熱など強い症状
・比較的軽い風邪が続く
・高齢者や基礎疾患がある方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状
・37.5℃以上の発熱
・味覚・嗅覚障害(味やにおいを感じない)

屋久島町では飲食店などの自粛要請は1/24現在発出されていません。

「指定外来動植物」に 2種 が追加されました。
⑴ツヤオオズアリ
IUCN(国際自然保護連合)の侵略的外来種ワースト100にリストされている種で、生態系に大きな影響を与える侵略性の高い種とされています。ただし、日本では外来生物法の特定外来生物の指定対象にならなかった経緯があり、現在の生態系被害防止外来種リストにも入っていません。
体長は女王6,5mm、働きアリ3㎜、兵アリ4㎜。
日本では南西諸島から奄美大島まで分布し、主に海岸沿いにある石や流木の下に巣を作ります。数千万の桁で働きアリがいる可能性があり、2~4年位で完全定着する。毒はないため人への危険は少ないが、生態系に甚大な被害をもたらす懸念があります。
⑵オオカナダモ
被子植物門トチカガミ科の沈水植物の一つ。
子供の頃に耳にしたような様な記憶があるが、調べてみると、1970年代に琵琶湖での大繁茂が問題視されるようになったらしい。低温や水質汚濁などの悪条件にも耐えやすく、増えやすい。
最も細胞の観察がしやすい素材の一つ。細胞が大きく、葉が薄く、スライドガラスに乗せるだけで、細胞や葉緑体を観察できます。観察できる原形質流動も有名で、光学顕微鏡を使えば流動の様子を容易に見ることができるため、中学・高校の理科の実験で利用されます。これが記憶に残っていたのかもしれません。

画像1

農業用廃プラスチック類の収集
屋久島町では、「屋久島町農業用廃プラスチック類適正処理推進協議会」を設置し、農業用廃プラスチック類の適正な処理の推進を図るため毎年2回の収集を行い、再生処理を行っています。

 使用済みの農業用プラスチック類は、産業廃棄物に分類されます。排出農家は、自らの手によって適正に処理されることが法律で定められており、違反した場合は懲役や罰金が課せられます。
 また、野外での焼却(野焼き)や、森林・河川への不法投棄は、土壌汚染や大気汚染につながってしまいます。

農業者は生産に伴って生じた廃棄物は自らの責任において適正に処理しなければなりません。(廃掃法第3条)
不法投棄、野焼きは5年以下の懲役か、1千万円以下の罰金または併科となります。法人にあっては3億円以下の罰金となります。

前期にも実施された取り組みで、平野区ではプラスチック製パレットが不当に出されました。

収集の方法も分かりやすく資料にまとめられています。

12月町報にも掲載をされていますが、「屋久島町農業廃プラスチック類適正処理推進協議会」より区長に集落放送にて案内することを依頼されています。

2019年農林水産省が「農業分野から排出されるプラスチックをめぐる情勢」をまとめられている内容です。再生ゴミについて、もっと調べる必要があるのですが、この1年深堀りできないままです。

画像2