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手のお手入れ-365日焼け止め宣言

やくさひろです。

お肌の大敵、紫外線。目に見えない紫外線から肌を守るには、肌に直接塗る日焼け止めが効果的。

しかし、顔や腕、足には日焼け止めを塗っていても、なかなか意識が届かないのが手の日焼け止め。うっかり日焼けも、積み重なると肌に悪影響がでてきてしまいます。

手は身体の中でも年齢が表れやすい

実は、手は体の中でも、年齢が表れやすい上に、最も日焼けしやすいパーツです。私たちは普段の生活で手を使わないことはほぼありません。手を洗う、アルコール消毒する、手を拭くなど、手は常に刺激にさらされ、日常的にバリア機能が低下しています。また、普段外に出る機会が少ない人も油断は禁物です。室内で過ごしていても、紫外線は窓を通過して私たちに降り注いでいます。室内だからと言って日焼け対策をしていないと、無意識のうちに日焼けしてしまい、肌にダメージを与えてしまうのです。

私は1年中お顔、首元、首の後ろ、腕、手、足、足の甲と露出している面、していない面でも日焼け止めを塗っています。紫外線防止の基本は何よりも紫外線を浴びないことだと言われています。

手は体のパーツの中でも皮脂分泌が少なく、衣服に守られていないため、紫外線や乾燥などの影響を受けやすい部分です。顔などに比べて脂肪組織も少ないため、紫外線を浴びることで、後々「くぼみ」や「しわ」「シミ」「皮膚の変色」の原因にもなります。

UVケアもできるハンドクリームを使うと、日焼けによるダメージから肌を守ることが出来ます。同時に乾燥などを防ぐことも出来ますが、日焼け止め選びには注意すべき点がいくつかあります。

効果的な日焼け止めの塗り方

日焼け止めが隙間なく均一に広がっている状態が、肌を紫外線から守るためにはベストな状態です。少量ずつ塗り足したり、一度に大量を塗ったりすると、ムラ付きになってしまうのでおすすめ出来ません。

また日焼け止めの効果を保つためには、2~3時間おきに塗り直したいところです。汗をかいたり、タオルで拭いたあとなども、必要に応じて塗り直しましょう。紫外線に敏感な人や、日焼けしやすい部分には要注意です。衣類に守られていなかったり、水に触れる機会の多い手肌は日焼けしやすいので、こまめに塗り直しましょう。もし肌が濡れていたら、しっかりと水分を吸収させてから塗りましょう。

ここでおすすめの日焼け止めの塗り方(手の甲塗り)をご紹介します。日焼け止めを塗った後って、手を洗いたくなりませんか。でも塗った直後に手を洗うと、せっかく塗った日焼け止めが落ちてしまいます。そんなときは、「手の甲塗り」がおすすめです。やり方はとても感嘆で、日焼け止めを手の甲の上に出したら、そのまま手の甲を使って伸ばしていきます。手全体にまんべんなく伸ばしてなじませたら、最後に手を組み、塗り残しがないよう、全体に揉みこんでいきます。

手のひらを使わないことで、日焼け止めを塗った後、手を洗いたくなる衝動を回避できるのでとてもおすすめです。

日焼け止めを塗る理由は他にもある

ちなみに前述した「一年中日焼け止めを塗っている」理由は、ただ日焼けをしたくないからという理由ともう一つは日焼け止めを塗るという行為、紫外線を跳ね返すということは世の中の喧噪から自分を防御する意味もあると考えています。喧噪の中の静けさをまとうだけで清々しく生活ができるようになります。例えば梅雨の季節で一日中雨が降りしきる日でも、単なる日焼け防止の意識だけで日焼け止めを塗るよりも、静かな雨音を聞きながら、雨の匂いを感じながら五感を研ぎ澄ませて日焼け止めを両手で塗ることで、ネガティブな感覚をリセットすることができるようになります。

自分の心に負担をかけることなく、自然と物事に向かっていけるような無理のない状態を日焼け止め一つで考え方次第で叶えることができます。

私はもともと色白ですが、それをキープしたいという思いはさほどありません。幼少期より色が白くていいねとかけられる言葉の意味が理解できませんでした。色が白い、血管が透けて見えるという理由で気持ち悪いという言葉を投げかけらた事もあるので、色白体質をややコンプレックスとして受け止めている部分があります。

ですから「少しくらい焼けてもいいや」という気持ちと、焼けてしまったら「いい日光浴ができた」と思っているのです。徹底した美容意識はかえって自分の心をギスギスさせてしまうことも。時にはおおらかに余裕をもち、ただ「お手入れ」には全て意味を与えていくことが大切なのです。

私にとって日焼け止めクリームを塗ることは、喧噪から距離をおくこと、シャットアウトする気持ちをもつことが結果的に日々の生き方の改善に繋がっているのです。

私の美容法はまさに西洋と東洋の統合型と称されることが多いのですがまさにその通りだと思います。西洋東洋関わらず様々な先人の教えや思想を一つの文化と捉え、考えて実践することや意味をもたせることはとても大切だと考えています。いづれにしても、健康で美しい手に必要なのは、保湿と紫外線対策。また、紫外線は夏だけでなく、一年を通して降り注いでいます。今は気にならなくても、長く紫外線を浴び続けることで、20年後、30年後に、しみ・しわ・たるみ、さらには皮膚がんなどを引き起こす危険性が高くなってしまいます。

いくつになっても、よりすこやかで美しいお肌を保つためにはライフスタイルに合った日焼け止めで、手のうっかり日焼けを防ぎましょう。


やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡