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【SDGs】森林インストラクター鋭意修行中!

前回、「下刈り作業って知っていますか?」という記事で、薬糧社員による「森林ボランティア」活動第二段のご紹介をいたしました。

実は森林ボランティアを体験したメンバー達、ついに一念発起し、
「森林インストラクター」としての修行を始めました!

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森林インストラクターとは

「森林インストラクター」、正確にはNPO法人全国森林インストラクター 神奈川県会のインストラクターです。
最初に小論文の審査を経て、合格すればその後2年間の研修を経て、はじめて「森林インストラクター」と名乗れるようになる資格です。

取得に2年もかかり相当の覚悟がないとできないのですが、ボランティアを体験して改めて森林保護の必然性を感じたメンバーたち。7月に無事、小論文審査が通り、現在は月に二回の実習と座学を受講しています。

2年もの長い期間修行するので、貸し出しではなく、ホイッスル付きのヘルメットのこぎりゴーグル「3種の神器」が支給されています。
(ホイッスルは樹木を切り倒す際の警告用だそうです)

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こちら↓は先日行われた「枝打ち」の実習。鬱蒼とした、通常の登山道もない「けもの道」のようなところを登った先で作業をします。

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植樹された木は神奈川県の県有林です。枝の払い方ひとつで材木としての価値が変わってしまうので、いかに幹を傷付けずギリギリのところで枝を落とすかが重要です!常に真剣勝負!

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森林インストラクターの修行を通じて変わった事

今までは森林ボランティアとして「参加する」側だったのが、インストラクターとして「受け入れる」側と立場が変わった事で、見方も変わったとの事。そんなメンバー二人にインタビューしました。

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①森林インストラクターを目指そうと思ったきっかけは?
森林ボランティアや登山など、自然に触れる機会があり、自分の中でとても大きな刺激や勉強となりました。同時に自然という「様々な勉強の場」が失われつつあるという現実に危機感を覚えたことで保全活動の一助になれればと思い志願しました。
②修行を続けるモチベーション、及びSDGs促進との関連性は?
実際に講義や実習を重ねていくうちに「参加者」としての目線から、ボランティアの場を提供する側の立場を理解できるようになってきていることが、モチベーションにつながっています。
参加者を集め指導を行うインストラクターとして認められることで、森林保全の意欲を持ったメンバーにその活動の場を提供することができるようになれば、よりSDGs参加を推進していくことができると考えています!

来年の冬まで続く修行、続報があれば、お知らせします!

記事作成/note編集部 赤尾


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