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コロナ感染後2カ月弱の初の自転車

【備忘録】

昨日久しぶりにスーパーまで自転車に乗った。

7月初旬の40.3℃の激しい高熱が出た細菌性感染と、7月下旬からのこれまた40.1℃の激しい高熱の出た8月中旬まで咳の残ったコロナ感染以後に自転車に乗るのは初めてだった。

思いのほかタイヤの空気が抜けていた。乗る前にタイヤの空気圧を触ってチェックはしたが『いけるだろ』と判断し走らせ始めたのだったが、段差ですごい衝撃がきたので、これはパンクの危険性があるからとGoogleマップで近くの自転車屋を探して空気入れを借りにいくことにした。

その道中にこの二カ月ほどのことを思い出していた。

空気がそれほど抜けるまで乗ってなかったのは、夏場は暑過ぎて乗らなかったのもあるが、特にコロナ感染後は体力も低下してしまい息切れはするし、先週まで下痢や皮膚炎や筋肉痛なとの様々な後遺症が酷くてそれどころじゃなかったからだ。皮膚炎は今もあるが先週までと比べるとだいぶ良くなってきている。

それよりも怖かったのは判断力と記憶力というものがかなり低下している自覚症状があったからだ。人の話をきいていられないし、数分前に喋ったことを思い出せないなんてしょっちゅうだった。仕事の時が一番辛かった。特に会話がメインの仕事だから否が応でも自覚せざるを得なかった。
だから仕事は件数のセーブしながら行っていた。それでもきつかったし、お客様にその疲れを気取られないようにしていたつもりだったが、「八雲さん、顔色まだわるいね」「いつもより声がしんどそう」とご心配をおかけしてしまっていた。授業やzoom鑑定は録画を残すので、後ほど見返してみたら、言い間違いや言葉につまったり単語を思い出せてない箇所が多々あるしやはり顔色や声色も元気がなく、これではプロとして失格だから早く回復に努めなくてはならいなと養生を心がけていた。
またそんな状態では何かを運転するのは人様に多大なるご迷惑をおかけする可能性があったので、自転車も控えていた。

それも先週くらいからは食欲が出てきたと共に調子が戻ってきてくれて、やっとこさ仕事も通常の件数に戻しても大丈夫になってきたし、録画をチェックしてもかなりまともになってきた。

だからこの前の日曜日に所沢の古本市にも出かけてみたが、なかなかの疲労感はあったけれど次の日の月曜日も仕事ができていたので、回復を実感できるようになってきていた。

だから自転車にも乗ってみたのでした。

自転車屋のご主人とマスク越しながらもちょいと珍しい自転車なのでそれを話題に話が弾み、初めてなのに嬉しくなっていた。

タイヤの空気もパンパンになり、ご主人に御礼を述べてスーパーへと向かった。

ペダルを漕ぎながら風を切るのってこんなに楽しかったんだなと思った。

暑すぎる日はもうすぐ終わり過ごしやすい季節ももうすぐなので、これからは自転車にもどんどん乗ろうと思う。

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