シェア
文雲てん
2022年10月20日 00:36
実はここ数ヶ月、過去に撮った写真を見ることができずにいた。振り返ってしまったら、そのどうしようもなさに囚われてしまう気がしてならなくて。そうでなくてもずるずるといろんなことを引きずって、あっちこっち右往左往。ようやくハードディスクを差し込んで過去の写真たちと再会を果たしたよ、5ヶ月ぶりに。 それは小さな記憶を辿る旅。そこにはとても愛しくてやさしい時間が流れていた。もう忘れてしまいたいと願った
2022年11月22日 19:07
すべてが毒になる日が怖くて仕方がない。 数ヶ月前の日記の最後にはそう記されていた。ずいぶんと気を病んでいた頃に綴っていた言葉たちを少し見返していた。反省でも後悔でもなく、そしてそれが美化されることもなく、ただそういう日々が確かにあったということをゆっくりと受け入れてきたんだと思う。ほんとうに何もないと思っていた。か細い声のような言葉たちは、悲しいとか寂しいというよりずっと自分に刃を向けていた