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同一労働同一賃金

2020年4月からパートも正社員も同じ仕事内容なら時給が同じになるという制度が開始になったのをご存知ですか?

同一労働同一賃金】と言います。

同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。

私は以前働いていた職場で時給をあげて欲しいと要望しました。(こんな社員嫌だよね...嫌いにならないでね〜笑)

回答は

『パートは一律で〇〇円と決まっております、時給をあげたければ正社員になって下さい』と言われました。

納得がいかなかった...

薬局の店舗の責任者である管理薬剤師と私とは当然ながら時給に差があることは何も思わなかった。けれど、常勤の薬剤師とパートの私と時給が異なることに対して、何故?と思っていた。

*調剤、監査、投薬、全ての業務は同じ

*調剤ミスが起こった場合の責任の所在も薬剤師の場合は一律で決められているため、パートでも常勤でも同じように責任をとる

*なんなら、仕事量は私の方が多かった(投薬件数も予製などその他もろもろ雑務も。私が1番歳下だった為、率先してやっていた)

*薬剤師にかかわる資格を私の方が沢山持っていた=常勤の薬剤師より知識はあった(自慢じゃなく、普通に考えて)

この上記4点について会社に伝え、時給は常勤の方より低いことは納得がいかないと伝えたが、、、会社は薬剤師を評価する評価項目の1番は『働く時間』なのだ。というか、働く時間しか評価項目にないのだ。

私と常勤薬剤師の働く時間の差はたった1時間半。

全て同じ仕事なのに!私の方が優秀なのに!働く時間が1時間半長いだけで、ボーナスもなし、さらには時給もアルバイト並みの時給になる。。。悲しさ。

働かないんじゃない。楽しようと思って1時間半短縮してるんじゃない。正社員になれるなら、なるよ!!でもなれないからパートで働いてる。

保育園のお迎えがあるから...

私は『そんなに、働く時間が短い事が、人物評価をさげるのですか?』と反撃。

『会社のルールです』とひとことだけ言われた。

正当に薬剤師としての評価をして欲しかっただけだったのに...そして、その一言は、会社のルールはかえません!と言う風に聞こえた。

その一言で私はこの会社を辞めようと思った。

そして、辞めた。

2020年4月から同一労働同一賃金が施行されていますが、薬局、病院を含む中小企業は2021年4月から適応となるようです。

私が勤めていた会社は2021年4月から

『パートは一律で〇〇円と決まっております、時給をあげたければ正社員になって下さい』

と言えなくなります。薬剤師に限らず、同じ環境で同じ仕事をしながら、安い時給で働いている方は沢山いるんじゃないかな?

正当な評価を普通に行える社会になる為の第一歩です!

確認はこちら↓

厚生労働省ホームページ