見出し画像

医師になるべくしてなった研修医

先日、不覚にも脱水症状&血圧低下で記憶を失い倒れてしまい、救急搬送されてしまった。その日は暑かったが、水分補給が趣味の私としては不思議に思えるくらい朝から余り水分が欲しい感覚にならなかった。

かつ、1時間に1回は気分転換を兼ねてトイレに行くのが日課の私なのに、全くトイレに行きたいと思えなかった。後から医者に「それが脱水症状を起こしている兆候です」と言われた。私としては、この歳になるまで経験のない初めての出来事であった。

残念なのは、昼食で鰻丼を食べていた時に倒れ、鰻は1口か2口しか食べずに記憶を失ったのが悲しい。気づけば救急車の中にいた。救急隊なのか病院なのかは分からないが、あのような感じなのだろうか、リュックの中を探られていた事を後から気づいた。

まず不思議だったのは、私が救急車の中で自分のマスクをしていたことだった。当日私はマスクはしておらず、人に会うこともあったのでスーツの右ポケットにマスクは入れていたが、それを探し出したのか弄ったのか、ポケットの中にあったはずのマスクを私はしていた。これが最初の驚き。
Σ(・□・;)

次は、私は万が一のために健康保険証とお薬手帳をリュックの定位置に入れてあるのだが、それは巾着のような布袋に入れてリュックの中のポケットに納めてあるが、それをほじくり出して医者は私のお薬手帳を見ていた。えっ?!っと引いてしまったが、世間はそんなものなのだろうかΣ(・□・;)

倒れた原因は脱水症状および低血圧で、一般的な正常血圧値は最高血圧が140 mmHg未満、最低血圧が90 mmHg未満と物の本にはかかれているが、救急車で病院に担ぎ込まれたときの「最高血圧」が60mmHgとかで、そのトンデモナイ低さが分かる。

どんな状態で倒れたかというと、昼時だったので椅子に座って鰻丼を食べようとしていたときだった。1口か2口食べて記憶を無くし卒倒したようだ。別に鰻が美味しかったからではなく、脱水症状と血圧急低下で、その原因は医者にも分からないと言われた。

救急治療室で助手として働いていた若い女性がいた。最近は看護師はナースキャップをしないし、白衣でもないので最初は看護師かと思ったが、研修医であった。名札をしていた研修医の名前の一文字に「医」という字が入っていたので私は驚いたΣ(・□・;)

それから救急治療室で研修医と駄弁っていた。その名からして医者になるべくしてなった女性である。当然親も医師であるが、それにしても凄い名前を付けたものだと感心してしまった。

一度見たら二度と忘れることがない名前だろう。この春に医師国家試験に合格し、医学部を卒業して研修医として働いているとのこと。救急には研修医は彼女一人しかおらず、色々と雑用をしていた。

とりあえず入院には至らず釈放して貰えたが、倒れた時に首を打ったので(首や頭の検査結果には異状なし)首にコルセット(ポリネック)を付けられてしまった。現在も首が痛くて回らない。生まれて初めて脱水症状になってしまったが、歳を取った今あらためて気を付けなければならないものだ
( ;∀;)
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?