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個人や社会における変化の過不足(新陳代謝不全はイノベーションや少子化問題に関わるはず)を抑える上でのネック、ひいては、政治の機能不全の原因について

2022-8-007

差別に対する否定が、表層形のみで断罪する事自体の否定(内実が確からしい時にその反映として生じてる表層形だけが肯定されるとし、内実の確からしさだけを問題にしてる態度)にならず、
立場の反転(上下論の外に出てない)や、差があるという表層形に対する場の性質とは無関係な否定(場が要請してるケースは別)にまで開かれ、
それら、歪みの着せ替えでしかない方向性が影響力を持つ事態になってるのは、


内実が確からしい状態(内外境界の存在意味する有限の与件性と、より確からしいものが取って代わる運動性とに帰属がある、
つまりは、帰属の修正余地がないと言える現象)からの乖離を、すべてのものが咎められるし
(この観点では例えば、感情と理性の関係について、内面世界や局面で割り振り原理になってるものに対する不問の下に語られてきた上下論はもちろん、
同じ語られ方の、つまり、過剰特殊と不当合理を保存する内実不問な両立論も有害)、

受ける扱いは場の疑似でない固有性に即したものである時(局面の疑似でない固有性と着目無視との合致の下で対象に接してるなどの、場の本質の下の平等である時)に内実が確からしい、
との理解がないからで、同じ構造は格差問題にも言えると考えます。



さらには、これまでと同じ部類ものと違う部類のものとの間の関係にも同じ構造が言えるでしょうから、
個人や社会における変化の過不足の抑制(改善込み)にとって、表層形断罪の次元に留まってる状態こそがネックなのだろう

(政治を機能させるには、民主制であれば、表層形断罪の次元の外に出てる国民を増やす必要があるので、

同種の他との差異要素の捨象が、要請されてる局面以外でも展開されてるケースに対し、形骸として扱えるようになり、
文系事象について、同種の他との共通要素の捨象に十分さらされているいないという、それがそれである限り持たざるを得ない要素の埋没程度の区別がつくようになる、
言い換えるなら、不当合理と過剰特殊、近代思考の現れであるこの二つを同時に防ぐ教育の不在、

能力や情報等の獲得や偏りについて、いらぬ特化の帰結かどうかを、
つまり、代替不可能な要素のみ取り出されてる内在事情外在事情にしか応じない主体像から乖離しているいないを、区別しない有り様齎してるそれが、

政治の機能不全の原因なのだろう)と思われます。

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