総理の夫 first Gentlemanを読んで

あらすじ
主人公、相馬日和の妻が女性初の内閣総理大臣になった。それにより相馬日和は男性初の総理大臣の夫となった。総理大臣として奮闘する凛子と日和の物語。

感想
日和のいろんな人に対する優しさと、揺るがない凛子を大切にしたい、支えたいという思いが伝わった。ひ弱な印象を周りから抱かれがちだが、人に対する優しさや凛子を大切にする想いがしっかりある。芯が通ってとても強い人だなと読み終わった時に感じた。自分もこのような強い人、夫になりたいなと感じた。

凛子はリーダーとしての資質を全て持った理想の総理大臣だと思った。問題をしっかり把握し、知識と行動で正しい方向に前進していく強さがカッコよかった。有言実行。自分が大変な状況でも弱い立場の人、日本の未来、子供達の未来を真剣に考えているのがとても伝わった。このような人が日本のリーダーになったらついていきたいと思わせてくれる人。

日本は今この本にも書いてあるように、厳しい状況にあると私も感じている。今回特に共感したのが少子高齢化と国の負債。このままの日本で大丈夫かな?子供達が大人になる頃どうなっているだろうとネガティブな要素の方が遥かに多い。少子高齢化の政策でもでもそこにお金使うのか...みないな点があるが、相馬凛子総理大臣打ち出した政策を見た時に子育て世代が今叶えて欲しいものがたくさんあった。将来子供達とその子供達が幸せに暮らせるようになるような政策を現政権でも出てくる事を願わずにはいられなかった。
日和と凛子。それぞれの強さの種類は違うが、2人のそれぞれの強さを自分も持てるように優しく、賢く、強く生きていきたい。
この本を読んで自分も成長していかなくてはならないし、子供達が幸せに暮らしていけるような日本になるよう日々自分も仕事等を通して日本に貢献していきたいと感じた。荒れる航海にはなるが、そのなかで自分も奮闘していきたい!

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