【詩またはラップ】　自分のキメツケしねえやつのうた　(3行短文)

金ねえ　地位ねえ　なんにも　ないけど
いらねえ　人の目　気にせず　無視しな
あたしも　あんたも　生きてて　上等

大学　行こうが　ネトゲに　なろうが
どっちも　なろうが　どうでも　いいじゃん
生きてる　だけでも　勝ってる　人生

男に　頼るの　本気で　言ってる？
何十　年前　そのかん　がえかた
女は　損とか　あたしは　言わない

マリワナ　吸ったし　クスリも　試した
一回　だけだが　楽しい　よる明け
絶対　二度とは　すまいと　誓った

パンクが　こじゃれて　そんなで　どうする
古着で　十万　冗談　やめてよ
パンクは　生き様　関係　ない服

音楽　やっても　食べられ　たのかな
舞台を　してても　幸せ　だったか
今でも　言うなら　始めりゃ　いいだけ

子どもが　できたら　自分じゃ　なくなる
違うよ　あんたは　あんたの　ままだよ
引き出し　もひとつ　増えたの　ラッキー

連れ合い　じゃまなら　なんとか　してくれ
社会の　せいでも　自分で　話せよ
あんたが　選んで　いっしょに　いるんだ

子どもが　じゃまなら　誰かに　頼りな
役所も　近所も　あんたし　だいだよ
プライド　抑えて　助けて　もらいな

非行に　ドラッグ　パパ活　中絶
思春期　の子ども　とりまく　誘惑
まわりの　大人よ　手をさし　のべてよ

豊かに　なるのは　いいこと　なんだよ
金あり　それから　社会は　手を出す
障害　ある人　支える　しくみに

男だ　女だ　いちいち　うるせえ
どちらで　あっても　どちらで　なくても
関係　ねえだろ　おんなじ　人間

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３行短文という型をつかって詩を書き始めた時、ラップのようだ、というコメントを何回かもらいました。それで、今回は最初から、ラップの歌詞のつもりで書きました。一番悩んだのが、実はタイトルで、七転八倒しました。投稿直前に今のになりました。

ラップという音楽のジャンルが始まった頃のような、ストレートで、社会がらみ、ちょっと古い、感じになってる気がします。私の背負う「昭和」のせいですかね。

初期のラップだなんて、かっこいい言い方で、自分では、この歌詞のイメージは「ボヤき漫才」です。最初のタイトルでした。（今週はじめに私の投稿した詩に、「時事ネタ漫才」とのコメントが。それもありです、水野うたさん。その感性ナイス！）

最後の行は、以前の投稿からとりました。

これまでに、ラップ調とコメントしてくれたり、おだててくれたりしたみなさん、特にマツ、ありがとう。うまくボヤけてる？

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３行短文:   理昭さん　首領　　しめじさん　黒幕