見出し画像

お母さんがホッとできることを【報告②】

北海道伊達市からキタハラタツヤさんをお呼びして、「習い事の前にできることは?〜特別でない支援」というタイトルで開催した、子育て講演会の報告②です。

子どもの発達の話の中に、「大人が見本」という話がありました。

特に幼児期の子どもは、親のやること、あり方を模倣して、学んでいきます。
脳には、ミラーニューロンという模倣する力が備わっています。

親の言うことではなく、親のやることを見ている。

「靴をそろえなさい!!」
→ まず、親が揃える姿を見せる
「ほら、挨拶!『おはようございます』は?」
→ まず、大人が元気に挨拶している姿を見せる

親の生き方や、価値観が、子どもの将来につながっています。

「子どものために・・・」と自己犠牲を重ねて、苦しんでいるお母さんがいるとしたら・・・
人のために頑張れるけれど、自分のことを犠牲にするような生き方が伝わるかもしれません。

だから!!

まずは、お母さんがホッとできることを見つけましょう、というキタハラさんの提案でした。

みなさん、ぜひ考えてみてください。
どんなときにリラックスできますか?
笑顔になりますか?

5つの感覚で考えてみましょう。

◆聴覚
どんな音楽?音?鳥のさえずり?静かな時間?
◆視覚
きれいな景色?好きな絵?家族の写真?色?トーン?物の少ない部屋?
◆味覚
好きな食べ物?味?スイーツ?ホッとする味?ハブティー?
◆嗅覚
好きな香り?香水?お花?シャンプーや石鹸?アロマ?
◆触覚
好きな肌触り?身につけるもの?ペットをなでる?

生活の中に、自分の好きなものはありますか?
どんなことを取り入れたら、うまくいきますか?

さっそく、今日から一つ取り入れられますか?

リラックスしたお母さんを感じて、子どももきっとリラックスすると思います。

「自分を大切にする」という感覚を、自己肯定感と言い換えることもできるかと思います。
日本人は、他の国々の人と比べて、この自己肯定感(自分のことを認める、好きでいる)が低いそうです。

子どもたちには、自分のことが好きになって欲しい。
「わたしは、わたしでいいんだ!」と思って、大人になっていって欲しい。

だからこそ、まずは私たち大人が、日々自分を大切にすることから始めてみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?