1on1は6(ろく)ないリストで|離職率ゼロ!部下が辞めない1on1ミーティング!|実践①
お疲れさまです。
読書実践を報告させていただきます。
キーワードは6(ろく)ない
1on1ミーティングで、マネージャーが強く意識しなければいけないこと。それは部下の話を聴くことです。ポイントは「聴く」という部分。簡単なようで、なかなかできないマネージャーが多いそう。
聴くためのアクションとは
著者が例に出していた、1on1ミーティングでやってはいけないことリスト。
アドバイスしない
話の先回りをしない
否定しない
怒らない
誘導しない
部下より多くしゃべらない
例に挙がった6つをまとめて「6(ろく)ない」と、勝手に呼ばせていただきます。
実践してみた
日々の1on1ミーティング
わたしは、部下との1on1ミーティングを定期的に設けています。20名近くいますので月1回。時間は30分間です。
6ないリストにあった「怒らない」「誘導しない」「部下より多くしゃべらない」は、苦も無く意識できます。怒るとか正気の沙汰ではありません。ただ、アドバイスしたがりな人だと、うっかり部下より多く話し込んでしまうかもしれません。
アドバイスしない
難しいです。頭ではわかっていても、どうしても「じゃぁこういう方法(考え方)をやってみては」と、脳裏に浮かびます。グッとこらえてみましたが、こらえるだけはキツいので、おなじみのオウム返しで対応。
部下「最近、○○の案件で△△さんとのコミュニケーションがうまくいかなくて…たぶん、わたしの資料を読まずに返信している気がするんです」
わたし「なるほど、△△さんが資料を読んでないっぽいと。。」。※オウム返しすると相手のターンになるため、相手はさらに話をしてくれます
部下「そうなんですよ~、だから最終的なアウトプットでひっくり返ったり、あとから追加の修正がきて手間が増えるんです。わたしと似たようなことを考えている人は、けっこういると思いますよ」
わたし「(深めに)なるほどね~。それじゃあ、部下さんはどうなったら良いと思いますかね」※基本的に質問で返しましょう
部下「うーん、もちろん△△さんがちゃんと資料を読んでくれるのがいいんですけど、、、結局は最終アウトプットが目的なので~」※考えながら話し始めたら良い兆候
わたし「たしかに!相手にプロとしての行動をそてもらうのも大切ですけど、目的から考えるとそこまで気にする必要はないですよね。じゃあどうしましょうかね~」
部下「資料の作り方を工夫して相手にわかりやすくするのもいいのですが、なんか手間が増えそうなので資料に頼らずにアウトプットの完成度を高められないか考えてみます」
と、ここまでくれば部下の悩みの8割は解決していました。あとは、マネージャーが背中を少し押してあげるために、話し合いの環境を用意したり、部下さんの考えたフローを浸透させる手伝いをするだけです。
本日は以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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