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「◯◯抜き食生活」2ヵ月続けてみたら。


タイトル写真は最近の休日の朝食です。
パンケーキはチェーンのパン屋さん、サンメリーのオーツパンケーキ。
無糖の小豆煮とビーガンスプレッドを添えています。
ヨーグルトも豆乳のもの。

1月末から徐々に始めた食生活改善、2ヵ月半経ちました。


今年の正月からの不調と、2月あたまに検査で造影CTを受けた際の血液検査結果を受けて、3つの食事制限を始めました。


小麦粉制限(グルテンフリー食生活スタート)

乳製品制限

砂糖制限

小麦粉制限も乳製品制限も過去に試したことがあるので
多少の経験はあるものの、砂糖制限は初でした。


生米食パンにもトライ。米粉から作るよりもはるかにきめ細かくできました。


さらに慢性腎臓病(CKD)予防も意識して。

造影CT検査では、昨年受けた日帰り手術の後遺症の腹壁瘢痕ヘルニアが発覚(失敗だったのか…と愕然とするものの、一定数この結果になる人がいるらしいと聞いてさらに驚く)、1週間の入院が必要な手術を受けることになりました。
その術前の血液検査で腎機能低下の数値がありました。

実をいうと昨年5月の健康診断でeGFRが初めて60を切って、人生で初めて腎臓内科にかかっています。
その時から塩分控えめ食生活を意識していましたが、「半年後位に再度診ましょう」という先生の言葉を受け流して1年近くになっていました。

手術のあと、退院して早々に腎臓内科へ。
血液検査などの検査を行い、eGFR値は60台。日によって前後するとは聞いていましたが、術前の数値よりはよかった。

尿蛋白はマイナス、潜血もなく現時点で食生活制限(カリウム、リン、タンパク質など)は必要ないだろうとのこと。
が、せっかく少し習慣化してきた減塩生活、続けていこうと思います。
年齢による腎機能の低下もあるだろうから。


腎臓の数値の指摘を受けたのは昨年健康診断の時。
eGFR?何それ?
少し基準値からはずれたくらいで病院に行ってくださいってどういうこと?

それくらい腎臓については無知でした。
事、腎臓については健康診断の数値を少しでも指摘されたら、
すぐ専門の病院で詳細な検査をしたほうがいいとのこと。
ホリエモンも警鐘を鳴らしていましたが、「腎臓は再生しない臓器」。
今後、腎臓フレンドリーな食生活を心がけます。

さて、肝心のLDLコレステロール値は?
食生活制限の成果か、LDLコレステロール、中性脂肪は基準値の範囲内に。
よかった、多少成果は見られたということでしょう。


また、思い切って全部一回リセットしてみてよかったと思います。
中途半端にやっては結果が出るまでに時間がかかるし、
効果もはっきりしないだろうと思いました。
私の性格上、「ゆるく◯◯」というのは、なし崩しになるのが常です。
今後も「砂糖、小麦粉、乳製品なし、塩分控えめ生活」は続けていこうと思います。

実際の体感はどう変わったか?

血液検査の結果だけみれば今のところ、食生活改善はうまくいっていますが、実生活での体感は変化があったのかどうか。
結論は、はっきりと体感できることばかりでした。

ただ、個人差はあるし、もしかしてずっと後になって私の食生活は間違っていたという結果になることも考えられます。
結果だけを事実として書くことにしますが、どなたにもお勧めするものではないことをご了承ください。
(煮え切らない言い方で申し訳ないのですが、、、)

①歯(歯茎)の改善

時々歯茎がうずくような、浮いているような感じがありました。
また、甘いものを食べた後は歯が痛くなることもありましたが、
今は全く感じません。

最近歯医者に定期健診に行ったときは虫歯は指摘されませんでした。

②逆流性食道炎 軽減

これはだいぶよくなりました。
以前の症状はかなりしんどく、毎食後、胸が苦しく、熱い感じ、上から押されるような圧迫感、鈍痛に悩まされていました。
夜寝ていても、夜中に目覚めると痛みがあったり・・・。
胃酸分泌を抑える薬がなければ我慢できない状態。

「一生この薬に頼るのか、、」

と暗くなっていました。

それが制限食をはじめて、少しずつ不快感を感じなくなりました。
少なくとも今は薬が手放せない状態からは脱しています。
私の場合は、甘いものをやめ、パン食や乳製品もやめて、よく噛んで適量の食事をするように心がけたのが改善につながったのでは、と感じます。


③腹部の変な痛みがほぼなくなった。

これは気づいたらいつのまにか、感じなくなっていました。

あれだけいろいろな病院で検査してもわからなかった、お腹のあちこちの刺し込むような痛み、これが今はほとんどないです。
何が原因かもわかりませんが、なんらかの原因で腹部のあちこちが不調でしたが、それがほぼ消えました。
体感としては一番助かっています。

そのほか細かな気づきはありますが、上記の3つは大きい変化でした。


食生活制限することについて


私はお菓子作りが趣味で、過去、製菓学校に通ったり、つい最近までオンラインでレッスンも受けていたくらいです。
それほど、食べるのも作るのも好きだったからですが、
そうした趣味を辞めてしまったかというと、そんなことはなく。

今は砂糖や小麦粉、乳製品を使わないお菓子作りを楽しんでいます。
制約があるので、探求心を刺激され、道なき道を進んでいる感じがして楽しいし、興味のある人や調子の悪い人にも参考になればいいな、と思います。

砂糖ではなく、粉砕したデーツと少量のメープルシロップで甘味を加えたマフィン。
生地はオートミールの粉末。



食事に制限がある、というのはこの、探求心と道なき道を、精神でとらえると違う世界が開けるように思います。
もっとシビアな食事制限を余儀なくされておられる方もいらっしゃるとは思いますが、私もその時はその状況でできる範囲で模索していくだろうと予想します。

体調ファースト、でも食生活も前向きに


最近の朝ごはん

ふつうになんでも食べられる人(私も最近まで何でも食べていましたが)にとって、小麦粉も乳製品もだめ、砂糖もなしなんて!と思われるでしょう。
けれど体調がよくなってくると、ちょっともう、以前の状態には戻りたくないな、と思います。

痛みやしんどさをを感じずに、日々を仕事や趣味に集中するためには、体調がいいことが重要です。
痛みがあると何しろ集中できないし、そのことで気持ちが持っていかれてしまう。
制限のある食生活をネガティブに考えずに、探求心をもって生きていこうと思います。

食べることが好きな人、ほとんどの人はそうだと思いますが、それを諦めることなんてできない、辛い!と思うかもしれません。
諦めるのではなく、発想の転換みたいなものかもしれません。
まだまだえらそうなことは言えませんが、、、。


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