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【政治エッセイ】拉致問題の初出

日本に住んでる方なら「拉致問題」という言葉は聞いたことがあると思います。1970年代から80年代にかけて数少ない多くの日本人が拉致されましたが果たしていつごろ社会問題化したのでしょうか?
そこで調べてみました。 

拉致問題が広まるきっかけとなったのは産経新聞による80年一月の報道です。
その後同年3月に公明党の中野鉄造参議院議員(当時)が質問したことで政府にも知らされる形になりました。

1988年には拉致問題は政府内で認識されており当時の国家公安委員長も答弁で拉致問題を認めています。1991年には北朝鮮との交渉が始まりますが北朝鮮側は拉致を否定し続け問題解決へはあまり発展しませんでした。

しかし転機は2002年に訪れます。日朝首脳会談にてなんと北朝鮮は拉致を認め我が国に謝罪したのです。そして同年には5人の被害者が帰国に成功しました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kp/page1w_000082.html

ですがこれ以降両国での大きな進展はありません。岸田さんは首脳会談への準備を進めていると語っていますが続報は無いです。被害者も高齢化し当事者の方々も徐々に亡くなりつつあります。岸田さんの外交の手腕をここでこそ発揮してもらえないものなのでしょうか。

もちろん岸田さんだけではなく拉致議連の方にも尽力して頂きたいのですが。

メンバーでも特に松原さんは民主党政権下で拉致問題担当大臣を努めていた実力派です。この方には岸田さん以上に期待しています。この問題が少しでも早く解決するよう祈るばかりです。

画像クレジット

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Meeting_for_the_Rescue_of_Japanese_Kidnapped_by_North_Korea_in_2022.jpg

首相官邸ホームページ リンク、著作権等について, CC BY 4.0 


,ウィキメディア・コモンズより

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