ゴールデンカムイ
アイヌの隠された金塊を記したと言われる刺青を求めて、死刑囚と軍人達の争奪戦。
最初にネタバレ的なまとめを言うと、今回の本作は、ゴールデンカムイのキャラクター紹介に終始していたと思う。
もし、2作目もこの調子だとちょっとやばいなと思う。ただ、このゴールデンカムイという作品は、魅力的なキャラクターがたくさん出てきて破茶滅茶でスペクタクルなところが売りでもあるので、うまいことストーリー部分もしっかり詰め込んで欲しい(希望)
魅力的なキャラクター
制作発表時から話題になっていた鶴見中尉の玉木宏と、土方歳三の舘ひろし。
他にも、まるで漫画から実写化してきたような本当に魅力的なキャスティング。
まるで原作通りっぽいのに、コスプレっぽくないの。本当、メイクとかとても上手くやってる。
白石の鉄柵すり抜けは、流石に少しCGだったけど、初見のターミネーターT-1000に通じる感動はあった。
原作(漫画)っぽいアクション
牛山がぶん投げる女郎。
暴走するソリから吹き飛ぶ二階堂。
普通、映画のアクションなら、受け身を取るように身体を捩ったり、手足をジタバタさせたりすると思うけど、本作の場合、漫画の表現そのままに棒立ちのまま吹っ飛んでいく。
野田サトル先生の描く、コミカルさを忠実に再現できてると思う。
このアクションは好きだから、続編も維持して欲しい。
最後まで見て欲しい
公開直後の映画にありがちなのが、本編終了スタッフロールが流れ始めると直ちに離席される方がまあまあいる。
それが、本作ではフライング気味な人が多いというか、これはわざと制作側がやっているのか、本作ではラスト間際にタイトル出しをやって、続編に繋がる鶴見中尉、土方歳三のストーリー、そして本編には出てこなかった、家永や永倉新八といったキャラクターの紹介パートが入り、その後に本当のスタッフロールがあって、そのさらに後に杉本と白石、そしてアシリパの「オソマ、オイシイ」がまとめられている。
今回、上記のタイトル出しのパートで離席する人が一人。スタッフロールのところで2〜3組といったところ。
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