「好き」と「嗜み(たしなみ)」の違いとは
嗜み(たしなみ)
ということばが好きです。
定義はさまざまですが、、ここで示すのは「好んで親しむ、熱心におこなう」という意味。いわゆる愛好家がそれにあたります。でも、「好き」よりさらに、じっくり楽しむようなニュアンスがありませんか?
大人の趣味
例えば、「おとなの嗜み」という表現を聞くとどんなイメージでしょうか。代表的なのがたばこやお酒。ほかにも、ジャズとかクラシック音楽をゆっくり聴く…などが浮かんできますよね。子どもにはない、円熟した印象も受けます。
嗜みは好きなこと(趣味)でもあるけど、決して急ぎ足や矢継ぎ早でおこなうものではない。時間をかけて、ゆっくりその瞬間を味わいつくすもの。そして、「自身の記憶に残そう」と意識が働くような気がします。
「時間が経つのが楽しい」
そこは居心地のよいカフェです。仕事が立て込んでいたという男性のお客さま。久しぶりにこのカフェに来られた!と喜び、近況を思いのままに語られていました。そのとき、彼の口からこの言葉が出たのです。
え?どういうこと?
「普段、仕事中は時間に追われているという感覚なんですよ。ああ、もうこんなに時間が経ってしまった、なんか申し訳ない…という気分なのかな。でも、この店に来ると時間が経つのがありがたい。本当に楽しいって思えるんですよ。」
何だか腑に落ちる感覚がありました。
同じ1時間でも、誰と、どんな環境で過ごすかで時間の経ち方(感じ方)が変わるということ。つまり、時間の価値の違いだと言えます。
時間をかけて、ゆっくりその瞬間を味わいつくす。そして、わたしの記憶に残そうとする、価値ある時間。
つまり、彼(お客さん)の体感は、「嗜み」にも近いのではないでしょうか。時間が経つのが楽しいのは、嗜めているから、かもしれません。
それは、「好き」からさらに奥深い嗜好=嗜み。場所、モノ、体験…ジャンルはさまざまです。1人でできるものでも、誰かと共有するものでも構いません。
生きてて良かった!と思える人生のため。日々「嗜む」ことを忘れないように過ごしたいものです。
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