自分の印象って戦略的に変えられるの?

やっと半袖が活躍する時期になってきました。冬の寒さともおさらばです。


コミュニケーション戦略デザイナーとして色々記事を書いておりますが、


今回は「印象」についてです。


巷には第一印象が全てみたいな説もありますが、


印象を良くすることを戦略的に考えたことはありますか?


僕は勝手に”印象戦略”と呼んでいるのですが・・・。


何か問題が起きた時、一時的にでも周りの評価は下がったりするもの。


そこからどうやって印象を良くしていくのかが今回の話!


例えば、


大事なサッカーの試合で決定的なミスをして負けている時


皆さんだったらどうこの後の挽回をしますか?


黙々と頑張る・・・


開き直ってミスを忘れてプレーする・・・


勝利に貢献できるように今まで以上に仲間とのコミュニケーションを高める・・・


と色々関わり方があると思いますが


ベターな選択とは何でしょうか?


「黙々と頑張る」というのもわかる人には


アイツ責任感じているんだろうな。


と同情してもらえる、一方


なに黙り込んでんだよ。


とネガティヴに捉えられることもあります。


行動だけでは不十分なのです。


となると、やはり言葉の部分=「発信」が重要になってきます。


「ごめん、ごめん。今のは自分のミスだ。勝つにはちょっとエネルギーが必要になるけど、まず一点返すことに注力しよう。」


と自分の「姿勢」を仲間に伝える。


中には「お前のせいで勝利から遠かった」と批判的に見る仲間もいるかもしれませんが


自分がこれから勝利に向けて120%の努力をするという印象は伝わるでしょう。


第一印象が悪くても第二印象・第三印象をどう良くしていくか?


それは、側から次の自分の言動がどう捉えられるのか


自分を客観視しなくてはならない部分も出てくるでしょう。



違う例でもう一つ。


組織の中で色々な派閥だったり、グループがある中で一つの組織目標を目指していくとなった時に


皆さんだったらどう周りと繋がりを作って、自分たちの目標と組織の目標を達成していきますか?


自分たちのことだけ、自分たちの目標だけ追っていたらどのような印象を与えるでしょうか?


それとも、自分の上長や組織の管理者と継続的なコミュニケーションをとって


”私たちは自分たちの目標だけではなく、組織においてこのような役割を果たし、貢献していきます”


と組織の中の一部であると自覚して、組織内の「調整」するのと


どちらが周りの協力をもらいながら組織、または自分たちの目標を達成できると思いますか?


前者の場合、自分たちのことしか考えないんだなとネガティブに捉えら得ることのほうが多いでしょう。


一方、後者の場合、管理者から見れば


”こいつは組織のことをしっかり考えているんだな、どう協力していこうか”


と一言添えるだけでこんなにも印象は変わるのです。



たかが言葉ですが、発信することでその人の捉え方が変わるのです。



そうなってくると、一つ一つの会話がどう印象に影響を与えていくかが、



とても重要になってきます。


まさに『印象戦略』!!!



営業でも、


最初、お客様はまた変な勧誘に捕まったと第一印象は悪いかもしれませんが


会話を続けていくと、「なんかこの営業の人は私のことを思って商品を紹介してくれている」と


自分たちの言葉選びでは印象が変わって、お客様の態度が前向きになってくることもあるでしょう。


印象の良し悪しで成約の結果が変わるというのは説明しなくてもわかるでしょう。



自分の思いつきでコミュニケーションをしているのと相手の心理を考えた上でコミュニケーションをとるのでは、


格段に印象の差がつくことでしょう。

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