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完璧は存在するか?完璧は誰が決めるのかと、相対的完璧がつくる世界観

人間は不完全である。

今日も妻は些細なことにイライラし、僕も些細なことで妻を怒らせた。

完璧な人間なんているんだろうか。

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そもそも、完璧とはなんだろう。

僕が想像する完璧な人間と、あなたが想像する完璧な人間は一緒だろうか。

その完璧って決めつけた評価した人の基準なのではないだろうか。

つまり、人によって完璧が異なる。

そうなると100点満点が存在しない人間の世界で、完璧は相対的だ。

あなたが完璧と思っている世界は、僕にとっては完璧でない。

多様な価値観の世界では、その乖離は大きくなる。

絶対的な完璧が存在しないのだとすると、何をもって評価し、何を基準に共に行動するのが良いのだろう。

ここでの評価は、ある行動や現象に対しての感じかただ。

評価は絶対的でないので、僕が良いといえば良いし、だめだ言えばだめ。

つまり、僕がダメだと感じたとしても、ダメと言葉や態度など、表面さえ出なければ、相手にとってそれは何事もなかったかのように過ぎ去る。

逆に、相手がなんとも思ってないことを、僕より基準で素敵だ!とか、良いね!とか、口に出して伝えたりすることで、相手にとって何事もないところにプラスを生み出せる。

つまり、マイナスに感じる価値観を捨てて、そして、プラスに感じる価値観だけを使って評価することで、マイナスを0に、0をプラスに相手の価値観では作り出すことができる。

評価制度で言えば、減点方式でなく、加点方式。

こうしていれば、2人の混ざり合う価値観の中では、意識されていないときに比べて、ポジティブな感情を底上げできる気がしている。

ひとつ勘違いしてほしくないことは、マイナスを0するとき。

相手も改善してもらおうとするとか、アドバイスをしたりしてはいけない。

相手 にマイナスを伝えると、それは何事なく終わることはできない。

あくまで、僕にとってのマイナスを、相手にとって0にするということ。

だから、かといって、自分がマイナスに感じることを、そのまま受け流し続けてはいけない。

マイナスに感じることは、その遭遇確率を下げることに、自分自身に向けて力をそそぐ。

つまり、何もリアクションをせず、マイナス要素から、どれだけ距離置くことができるかを必死に考える。

完璧に違いがある前提で、自分の感じたままに自分に素直に行動するが、相手に向けては良いところだけを伝えていくと、ポジティブが溢れる世界がやってこないのだろうか。

まぁ理想です。

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