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無敗神話はどこまでも?
プロボクサーの井上尚弥 対 スティーブン・フルトンの試合が、本日、7月25日の夜に開催される。
この記事を読んだのが朝だとしたら、まだ夜の観戦には間に合うので、ラッキーと思っていただければと思う(笑)。ボクシングの試合というのは、何時からはじまるというのはわからないのだけれど、一日の興行のなかでの大トリの試合なので、開始時間は夜七時とか、それぐらいになる。
Leminoとかいうよく知らない動画配信サービスで配信されるらしいので、この試合のためだけにインストールした。まあなんにせよ、自宅で観戦できるのはありがたい限りである。
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ボクシングの試合は普段は一切見ないのだが、井上尚弥だけは見ている。このへんの心理としては、ワールドカップしか見ないサッカーファンや、大谷翔平しか見ない野球ファンなどと大体同じだと思っていただければと思う。
シンプルに言うとミーハー的な行動だと思うのだが、「半端じゃない傑物だから、特にそれまで関心のなかった人間でもファンになってしまう」ということなのだと思う。ボクシングに限らず、あらゆる興行やスポーツにおいて、「それまで関心のなかった層を呼び込む」というのがかなり大事なことになるので、井上尚弥はそれだけのパワーのある選手だと思っている。要は、スーパースターだということだ。
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なぜ井上尚弥がこれほど有名なのかというと、シンプルに「強いから」である。それも生半可な強さではなく、プロデビューしてからいまだ無敗。半年前にあった世界戦でも相手を圧倒した。ノニト・ドネアという伝説的な選手と戦った時も、2ラウンドで圧勝してしまった。要は底が知れないという点で、どこまで行くんだろう、という野次馬的な興味である。
今回は相手のスティーブン・フルトン選手も無敗ということで、無敗対無敗の戦いになっている、という点も注目されているポイントだろう(もっとも、これまでも無敗を誇る相手と戦い、圧倒してきたのだが)。この試合をもって、別にどちらかが命を落とすわけではないのだけれど、どちらかは無敗ではなくなるのだ。
無敗というのは、当然ながら一度も負けたことがないということで、強さが「測定不能」ということを意味している。一度でも負けてしまうと、「無敗神話」にキズがつき、「実力はこの程度か」というのがわかってしまう。今後の興行的にも大きな影響が出るだろう。なので、なおさら見る価値があるのである。
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もともとそんなに格闘技には詳しいわけでもないし、ほかに注目している選手がいるわけでもないので、ただのにわかファンが適当なことを言ってるだけだと思って頂ければと思う。しかし、将棋についても、こんな感じの入り口でどんどん詳しくなっていったので、今後も多少は知識が増える可能性はある。
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