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スイッチを入れる、切り替える

自宅にいる時間が長いと、気分転換がしづらい、というのが大きな問題点として挙げられる。

何をしていても同じ空間にいると、全てが連続してるようでメリハリがない。普段、会社に行ってる時はもちろんお菓子なんて食べないのだが、休みの日は3時ぐらいになると気分を変えたくなって、つい何かを食べてしまう。小学生か。
 
ただでさえ外に出てなくて運動不足なのに、これはまずい。しかし、気分を変えたくて何かを食べるというのは傾向としては結構あるものだと思うのだけれど、どうなのだろうか。やっぱり小学生だな。
 
日中は暑いので、朝起きてすぐか、日が暮れたぐらいのタイミングで外を歩くことがある。昔は10キロぐらい歩いたりしていたのだが、さすがにそれだけの距離を歩く気力もないので、長くて1時間ぐらい、大体30分前後だろうか。

行って帰ってくると、気分が少し切り替わっている。やったぜ。もっとも、自宅でしばらくしているとまた元に戻ったりしてしまうのだが。

最近取り入れて悪くないと思ってるのは、気分転換したいタイミングでシャワーを浴びて、歯を磨くことだ。シャワーのように肌に刺激のあると結構気分が変わるらしく、かなり有効だと感じている。

ろくに外に出てもないのにそんな一日に何回もシャワー浴びる必要は全くないのだが、まぁいいか。「マインドフルネス」とかいって、座禅みたいなことやってる人も結構いるみたいだけれど、自宅作業中心だったら、そういうのもありなのかな、と思う。
 
ただひとつ言える事は、スイッチを切り替えるためには、そもそもスイッチを入れなければならないということだ。

深くなにかに没頭していたからこそ、それを切り替えることができる。集中力があまりない状態で別のことをやりはじめてしまうと、どちらも集中できず結局ダラダラと時間だけが過ぎていってしまう。

最近、僕は趣味でラジオの収録をしているが、ラジオの収録と言うのはかなり集中力が必要で、録音するときには「スイッチを入れる」必要がある。

別にラジオのブースやスタジオがあるわけでもなく、自室でiPadの録音アプリを起動して、いきなりそれに向かって話しかけるだけなので、準備のようなものは全くない。思い立ったら10秒で録音できる。

話す内容のメモなども全くない。録音するまでは結構気が重いのだが、録音してしまうと、結構気分転換になる。ある種のスイッチが入るからだろう。
 
集中できるものだったら、とりあえずなんでもいいのかも。そういう意味では、「人と話す」というのは、適度な緊張感があって、いいのかもしれませんね……。

「気分が切り替わらんなあ」と思っている人は、とりあえず何かに没頭してみるといいかも? えっ、没頭できるものがない? うーん。

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