コワークスペースを利用した
今まで、自宅以外で作業する場所といえばマクドナルドかサンマルクだった僕だけれど、さすがにそういう場所で何時間も作業するのがしんどいということで、ついにコワークスペースというものを使ってみることにした。
先日、自宅付近を歩いていたら偶然コワークスペースを発見したので、いいな、と思ったのだけれど、適当に歩いていて見つかるぐらいだからちゃんと探せばもっとあるのでは、と思った。
そこでネットを使って探してみると、確かにけっこうたくさんあることがわかった。
自分の家の近くでも確かに便利だけれど、もっと繁華街のほうが選択肢が多いかと思い、秋葉原の近辺で検索してみたら、たしかにもっと出てきた。
値段はまちまちで、会員制のところも多い。スポット利用だと、一時間あたり500円ぐらいが相場で、だいたい半日利用して2000円ぐらい、といったところだろうか。
喫茶店でコーヒー一杯で粘るほうがコスパ的には安いかもしれないけれど、電源も利用できるし、周囲の人々もなんらかの形で「作業をしにきている」ことを思えば、悪い環境ではないな、と思った。
*
結局、秋葉原の駅から徒歩で10分ぐらいのコワークスペースに行ってみることに。
持ち物は、MacBookとイヤホン。一日のスポット利用で、と告げると、ドリンクや部屋の利用方法など、簡単に説明してくれた。
土日ではあったが、学生はおらず、利用者は社会人が多いようだった。資格の勉強をしたり、パソコンでコーディングなどをしている人が数名いた。
もちろん誰も話したりしていないので静かだ。
休みの日にこんなところにきてストイックに作業をする……というのは休日の過ごし方としてどうなのかという疑問はあるものの、結局のところ自分は休みの日に小説を書いたりして作業を進めたいわけで、こういうところを利用するというのは有意義なような気がする。
受験生と同じ心理だが、家で作業をすると誘惑が多くてなかなか捗らない。小説の作業でも、結局のところは自分に負荷をかけるという点では勉強と同じなので、まあそういうことかな、と。
*
会員になればもうちょっと料金的には安くなるが、月額の負担となるのでそれなりに通わないと元はとれないし……。
ということで、しばらくはスポット利用で様子をみて、定着しそうなら会員になろうかな、と思っている。普通のカフェよりは、周囲の人が静かに集中してくれているので、個人的には結構満足。
それに、こういう空間で、決められた時間、ある意味「カンヅメ」になって集中して取り組むと、ちゃんと作業が前に進むので、けっこう大事なことかなと……。
お金を出して、学生時代みたいに「自習室」で作業に取り組むのも悪くないなと思った。
カフェよりは、しばらくはこっちになりそうかな……。
サポート費用は、小説 エッセイの資料代に充てます。