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chatGPT、活用できてますか?
ChatGPTに課金して、ChatGPT-4を使いはじめている。しかし、正直なところ、chatGPT-3との違いはいまのところよくわからない。
精度が100倍程度向上しているという話も聞いたが、日常的な使用のレベルでは、それほどの違いは感じられない。たとえばビジネス的な使用方法だと、アイデアのブレインストーミングに用いると良いとか、いろんなことが言われているけれど、僕はあまりブレインストーミングに使えるな、と思ったことはない。
いま時点の性能だと、やはりブレーンストーミングも一人で行った方が効率が良いように思えるからだ。それに、ChatGPTだって、それなりに不適切な答えを返してくることもある。
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使い方を考えていくなかで、最近、興味深い使用方法を思いついた。通常、僕はnoteをPCのキーボード入力で書いているのだが、時間があまりないときは音声入力を使用することもある。
iPhoneの音声入力機能はそれなりに高性能なのだが、入力の精度は90%ぐらいだろうか。何も訂正せずにそのまま入力しただけでは、誤字や句読点が不足している、ということが多い。
そこで、音声入力した内容をChatGPTに流し、文章を整えてもらう方法を使っている。文章そのものが書き直されてしまうので、細部の部分で消されてしまうこともあるが、日本語として整ったものが出てくる。なるほど、こういう使い方もできるのか、と思った。
アイデアを思いついたり、クリエイションの大部分を人間が引き続き担うことに異論はない。しかし、誤字脱字などの文章を整えたり、整合性を検討したりする部分は、これからはChatGPTのようなAIが担当することになるのではないだろうか。
これは、本を作る工程に例えるならば、校閲や校正の部分に相当する。当然、全ての誤りがなくなる訳ではないだろうし、信頼性が100%担保できるわけではないのだろうが、人間の負担が減少するのは間違いない。人間がチェックする前に、まずはAIにかけるという手法である。人間が英文を翻訳する際に、まずGoogle翻訳を用いて草稿を作成するのと似ている。
文章に関するもう一つの使用例としては、文章をAIに入力し、「批判的な感想を述べてください」や「論理的な矛盾点を指摘してください」と指示すると、AIがさまざまな意見を書いてくれる。これは論理性のチェックにも十分利用可能ではないだろうか。
作文をそのままchatGPTに作ってもらうと不自然な文章になるので、いったん書いた作文を、chatGPTに手直ししてもらう、まずはそういった使い方ができるのかな、と。
これからは「職人」と呼ばれる人々の仕事は次第に減少し、何かを創出する人々や物語を語る人々が生き残る世界になっていくのではないかと思う。これは、人間の工学の進化を振り返ると自明のことであるが。
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一番活用が期待できるのは、ビジネス分野だけではなく、エンターテイメントの分野ではないだろうか。おしゃべりロボットがこれまで以上に自然に会話できたりすると面白いかもしれない。
あと、小ネタだが「語尾をドンにしてください」などと指定すると、ノリよくやってくれる。かわいいのでお勧めである。
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