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神経質だから、というわけではないが

ずいぶん長いこと使っていた、パソコンのマウスの調子の悪さが、ついに無視できないレベルになった。

何年使っていたのかは定かではないが、最低でも5年は使っていたような気がする。効きが悪くなると、「電池が切れたのか」などと思いながらだましだまし使っていたのだが、最近電池を替えたばかりなのに、クリックしても3回に2回ぐらい反応しなくなってしまった。ついこないだまでは3回に1回ぐらいの不具合だったのに、ここにきて相当悪化してしまった。
 
クリックしても、そもそもクリック音が鳴らなくなっていたので、そのあたりの機構が摩耗していたのだろう。試しに、机にたたきつけてみると、一時的に改善したものの、少し時間が経つとさらに悪化した。今度は、6回に5回ぐらい反応しなくなってしまった。

さすがにそのレベルになると全く仕事にならないので、その日のうちに自転車を走らせて吉祥寺のヨドバシカメラまで新しいものを買いに行った。
 
適当に3000円ぐらいのものを買ってみたのだけれど(ポイントがたまっていたのでポイントで買えた)、これがすごい。なんと、10回クリックしたら10回ともちゃんと動作する。ポインタの動きも非常になめらかである。

こんな当たり前のことが嬉しく、仕事の能率は非常にあがったような気がしている。


 
マウスなんていつでも買い換えられるものなのに、なぜこんなに劣化するまで放置していたのか。どうも、「買い替える」という発想が、あまり自分にはないらしい。同じものを、完全に壊れるまで使い込んでしまう。

財布なども、10年以上使っていて、穴なども空いてボロボロになったのを見かねて、奥さんが新しいものをプレゼントしてくれた。ありがたいことである。
 
最近、ディスプレイにつく埃をとるためのクロスを買った。これを使って、毎日始業のときにディスプレイの埃をとっている。これをずっと放置して、半年なり一年経つと、かなり埃が溜まる。また、キーボードも、なるべく毎日アルコールティッシュで拭くようにしている(忘れることも多いが)。


 
もちろん、神経質な性格だからではなく、そういった「些細なストレス」が生むパフォーマンス低下って、意外と無視できないところがあるのではないか、と思ってのことだ。特に自分が買い替えたマウスなどは、毎日使うものだし、たぶんクリックなんて一日に5000回とか10000回とかやっていると思うので、そこでストレスを溜めないのは大事かな、と思ったのだ。
 
こういう消耗品は、新年度など、気分を一新したいときに変えるのもいいかもしれませんね。

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