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三回目のワクチンを接種してきました

土曜日、新型コロナウィルスワクチンの三回目の接種に行ってきた。一回目、二回目と同じく、職域接種だ。

自治体から接種券が届いたのは少し前だが、周囲もいまぐらいの時期に打ち始めているので、タイミング的にそう悪くはないだろう。一回目、二回目と比較すると予約もスムーズにできたし、会場も混雑しておらず、かなり流れ作業的に打ってもらうことができた。

思えば、一回目の接種は一年ほど前のことで、あのときは一気にどっといろんな人が打っていたのでバタバタしていたが、今回はそんな慌ただしさもなく、すっかりこの「接種」自体も「日常」に溶け込んでいるような感じがした。


 
多くの人がそうであったように、二回目の副反応のときはかなり熱が出た。一番ピークだったのは打った日の夜中で、測ったら39度もあったのでびっくりした。

しかし、大きな影響が出たのは二日目だけで、三日目はわりとケロッとしていて、仕事をしたりしていた。奥さんと一緒に打ちに行ったのだけれど、二回目の副反応をちょっとナメていて、準備が不十分だったので、二日目のお昼に食べるものがなくてコンビニに買いに行ったりしていた。

ちょうど二回目の接種が進んでいる時期だったので、大型の薬局に行ったものの、熱さまシートなどが品薄になっていた(子ども用しかなかったのでそれを買った)。

食欲はそれなりにあったものの、やはり熱が出ていると嗜好も変わるもので、ゼリーが一番おいしかった。副反応が出ているときにどういうものが食べたいのか、実際になってみないとわからない、ということがわかった。

僕はほとんど風邪を引かないたちなので、熱を出したのも数年ぶりだった。
 
前回がそんなていたらくだったので、今回はそれなりに準備が必要と思い、食料品も少し多めに買い込んできた。蓋を開けてみると、三回目の接種は二回目よりマシで、だいたい終日、37度ちょっとの熱が続く感じだった。

ただ、熱はさほどでもなかったものの、体がだるく、何もする気がおきなかった。また、注射を打った左手はもちろん、全身の節々がなんとなく痛む感じだ。

あくまで副反応なので身体は健康体だとは思うのだが、たったこれだけで急速に活力が失われたような気がする。クリエイティブな活動は何もできず、ぼーっとYouTubeを見たり、過去に読んだ本を読み返したりしながら過ごした。


 
最初、コロナが流行り始めたときは、ワクチンは二回で打ち止めだと思っていた。しかし、それが三回目接種が当たり前のようにあったということは、四回目、五回目もあるのだろう。

もしかしたら、「コロナ後の世界」というのは、毎年一回ぐらいのペースでコロナワクチンを打ち続ける世界なのかもしれない。もし毎回、こんな副反応があるのだとしたら、ちょっと大変だな、と。
 
基本的に僕は風邪を引かないので、こうやって「病気を疑似体験」できる機会はけっこう貴重だったりする。健康への意識もより高まるだろう。

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