見出し画像

お金をかけずに、SNS画像を作成する方法(ファッションコーディネート)

頭を悩ます、SNS投稿ネタを簡単に作れれば

カラーリストに限らず、現在の最強の営業ツールはSNSですが、毎日の投稿ネタ探しは大変です。

サロン運営をしていた時から、お金をかけず、簡単にSNS投稿ネタを量産できれば、他のことに集中できて、精神的にハッピーになれるのにな・・・と、考えていました。

ファッションコーディネート投稿は鉄板ですが、買い続けるお金と、アイテムを探す時間が必要です。やったことないですが、課金ゲームは、ある日突然虚しくなって、私ならプッツリいきそうです。

芸能人やファッション誌の画像を、勝手にアップするのはNGです。引用ルールをしっかり守って、WAREやPinterestの画像を使うのも、毎日の投稿となると、その引用の必然性を探すのが大変かもしれません。

ちょっと良いアイデアが浮かびました。こちらです。

ドレープを使う

↑作成例

120色もドレープがある

プロのカラーリストなら、120色以上のカラフルなドレープを持っています。それを、ファッションコーディネートのSNS投稿に活かせないかと考えました。それが上の画像です。

  1. A3サイズの紙をカッターで服の形に切る(A4でもできましたが、小さいのとドレープのサイズ上、A3がベストでした)

  2. ドレープを三つ折りや二つ折りで並べる(生地に立体感が出て、透けにくくなる)

  3. その上に、1の型紙を置く

そうすると、こんな画像が作れました。置くドレープを変えれば、いくらでもバリエーションを作れます。ユザワヤなどの生地屋で、叩売りされている端切れを買ってくれば、柄物生地や革、ファーなどの質感の違う生地が、いくらでも手に入ります。もちろん、実際に持っている服も使えます。
そうすると、どんどんコーディネートが作成できます。

色違い

型紙と単色のメリット

型紙を変えれば、無限に作れます。型紙の良いところは、一部分だけしか見えずに、他の部分が隠れることです。つまり、形をコントロールできるので、同じ素材を使って、様々な提案ができます。
もちろん、リアルコーディネートとは差がありますが、デフォルメと一目で理解できるので、人間の想像力が活用でき、見る人ごとに自由に脳内変換されて、むしろワクワクが広がるかもしれません。人は補正して、自分なりのストーリーを楽しむので、写真と一緒に添えられる解説文が重要だと思います。
あと、型紙が白だと、撮影後の写真補正で、簡単に色を変えることができます。つまり持っているドレープや服・生地以外の色も、自由に作れるということです。お金をかけずに、スマホでちょこちょこっと修正するだけで、無限の色を手に入れられます。今売っているUNIQLOの服に似せるとか、流行っている色に変えるとか、タイムリーな提案もしやすいです。

A3の紙を持ってる方は少ないと思うので、下のワンピースの型は、A4の紙を2枚つなげてみました。

ワンピース


ワンピース色違い

もちろんメンズだって何だって作れます。

上がA4、下がA3の下絵

型紙の作り方

  1. ネットで「服 シルエット」で画像検索

  2. 無料素材をダウンロード、もしくは有料のものを購入

  3. そのシルエットを印刷(家にプリンターがなくても、スマホの画像を見ながら紙に手書きすれば作れます。ダウンロードすら必要ありません)

  4. カッターやハサミで切り抜く

普通のコピー用紙だと透けますが、写真撮影後に画像補正すれば、目立たなくなりました。厚紙で作ると透けにくく、耐久度も上がります。
PDFデータにして、コンビニでA3サイズ印刷するのも良いと思います。

参考になれば嬉しいです。

型紙データ

今回の記事用に制作したデータです。よろしければご利用ください。
※追加して9種類にしました20220214

前半A4用、後半がA3用です