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趣味はマトリョーシカ作りです

こんにちは。雨が降っていますね。
やぎゅどんと申します。
今日は映画『ミッドサマー』を観に行こうかなと思って、上映時間にあわせて早起きしたものの、
かなりグロいとかトラウマになりそうとかいう評判が書かれているレビュー記事を読んでいるうちに怖くなってきて、雨も降っていることを理由に行くのをやめることにした、腰抜けです。

さて、職場などなどで自己紹介をする際に、仕事内容にあわせて趣味とか好きなことの話もちょこっとすることが多いのですが、
私の好きなこととしては、音楽聴くこと、ライブに行くこと、仏像を観ることのついでに、マトリョーシカを作ること、と言っています。
そうすると、わりと、
「人形の中に人形を入れるあれって、どうやって作ってるの?」
とか、
「あれって何の木使ってるの?」
とか尋ねられます。
でも、、、でもね。ごめんなさい。。。
マトリョーシカ作りっていうのは、木材を削ったり穴を開けたりしているのではなくて、ロシアから輸入した白木のマトリョーシカに女の子の絵を描いているだけなのです。。。
最初の頃「マトリョーシカ作りが好きなんです」って言ったあと、「木材の工房とかで?」なんて尋ねられた時は、
いやいや、そんなわけないやん。木に穴あけるのはロシア人の職人さんやっちゅうねん。日本にそんな工房あったら、わいもやってみたいっちゅーねん!
と、(心のなかで)ややキレていたのですが、
自己紹介のたびに同じ質問が多いので、私のあたりまえの方が少数派なのではないかという思いに至りました。
日本のこけし職人さんの場合は木を削ることと絵付けはセットですしね。
なので本当は、私の趣味はマトリョーシカ作りではなく、マトリョーシカの絵付けと言った方が伝わりやすいのかもかも。
ではせっかくなのでちょっと作品紹介させてください。


まずは、ボタンインコを抱っこする5人組。ボタンインコのモデルは私が以前に飼っていたヤマブキボタンのよもぎ ちゃんです。
一番大きな子の顔面がニスで失敗して穴が開いて、修復が本当に大変でした。
写真では分からないですが、本物を見たら顔の左目の下あたりに修復の跡がくっきり残っております。
こんなどんくさいというか、ツメが甘いところが販売に向かない理由だろうなと思う次第です。

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次はこちら〜。
スピッツのアルバムジャケットをお手本にして作りました。
大きい子から『さざなみCD』ちゃん、『醒めない』ちゃん、『ハチミツ』ちゃん、『フェイクファー』ちゃん、『名前をつけてやる』ネコ、犬のスピッツ。
『醒めない』が出たときに作ってみようと思ったので、もう3年以上前になるのだなー。
ずっと『醒めない』を聴きながら絵付けしていたせいで、頭の中が醒めないだらけになってしまい、アルバムの裏ジャケットの服の女の子が背中に子グマを2匹くっつけて、黄色い金魚模様のパンツを履いているのとかも作ってました。この写真では、その子はさざなみCDちゃんの中に入っていると思います。
このセットは出来上がったとき嬉しすぎて、近所の川まで連れて出かけて、撮影までしてしまいました。
その後、豪雨に見舞われたときに川の堤防の一部が壊れてしまって、修繕が完成しないまま今日に至っており、この場所は立ち入り禁止になっています。3年前に撮影しといてよかったわ。

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次はこちら〜。
最初のボタンインコをコザクラインコにして粘土で作った小鳥を今まで以上にゴロッとさせてみました。
ゴロッとしすぎてマトリョーシカらしさが薄れてしまっているようにも見えますが、、、小さいサイズで持ち歩きやすいので、お出かけに連れて行っては同行者に呆れられながらも撮影しています。鹿児島にも一緒に行ったよねー。

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シャンシャン誕生記念にパンダも作りました。気持ち中華風です。
でっかい子にくっついているパンダが10匹ほどいるのですが、それを作るのに疲れてしまったという、絵付けよりも粘土細工がメインになってしまうという、私あるあるです。
個人的に気に入っているのは、人民服風の子で、帽子にP3と書いて、お洋服の背中に「Protect Pretty Panda」と書いています。「可愛いパンダを守ろう会」職員という設定です。

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去年、次に何作ろうかと考えていると、とりとめがなくなったので、アイデアを小さいマトリョ で作ってみて、その中で気に入ったものを大物で作る、ということにしました。
途中、スピッツの『見っけ』がリリースされたので、ジャケットやリーフレットで旅をしているみのむしさんも小さく作ってみました。
そんなことをしていたら、なんだか満足してしまって大物に手を出さないまま今に至っております。

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なので最近はチビサイズのアマビエ様や八咫烏を作ってお茶を濁す毎日。
アマビエ様は母親と友達に差し上げました。私は一番右の一番アマビエ様っぽくない顔の子をスマホにぶら下げています。
黒い鳥は黄色いクチバシのカラスのようですが八咫烏です。その証拠に裏を見ると足が3本あるのですよ。

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長々とすみません。マトリョーシカが好き、という自己紹介でした。
私の趣味のマトリョーシカの絵付けを晒させていただきました。画像だらけでメガバイト喰ってそう。ごめんなさいね。
あ、そうそう。作るのも好きですが、マーケットなどでロシア、日本、各国の作家さんのマトリョーシカ作品を見るもの大好きです。
ほんま丁寧な仕事をされている方の作品はため息が出ます。


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