すみません…貰って頂けませんか?
「すみません…肉作りすぎちゃったので貰って頂けませんか?」
「えっ…あっハイ!」
こんなフィクションの中のような話があるのか。現実に。
お隣さんははっきりいってとても美人だ。
普段なんの仕事をしているかは分からないが、外で見かけた時は優しく挨拶してくれる。
そんな彼女の手料理、それもテンプレ通りの肉じゃがが食べられる。非常に嬉しい。
「うちの部屋にあるのでちょっと来てくれませんか?」
「分かりました、すぐ行きます」
彼女の部屋のドアを開ける。
暗い部屋で何か柱の様なもの