見出し画像

一級建築士学科試験 独学 使用教材②

こんにちは。やぎ座の人です。
前回の記事では、私が一級建築士学科試験で使用した、メイン教材について紹介しました。

今回の記事では、メイン教材にあわせて使用した、サブの教材について紹介したいと思います。

サブ教材① YouTubeチャンネル 「ミカオ建築館」

建築士関係の書籍も多数出版している原田ミカオ先生によるYouTubeチャンネルです。法規の解説シリーズ「建設法規スーパー解読術」に大変お世話になりました。

ちなみに原田先生の「建築法規スーパー解読術」は、YouTubeにも解説が上がっていますが、書籍にもまとめられております。

私は独学2回目の挑戦で一級建築士の学科試験に合格したのですが、とにかく1回目の挑戦では、法規が足を引っ張っていました。法規については、他の科目と違い暗記科目でもなく、今まで勉強したことのない種類の科目であったため、勉強方法が全く分かりませんでした。。

そんな時に出会ったのが「建設法規スーパー解読術」です。
法規を苦手に感じている方に本当にオススメです。

項目ごとに、法令集の解説してくれていて、この解説を見ながら法令集に線を引くだけでも大変勉強になりました。全ての動画を見終えて、法令集に一通り線を引き終わった後には、圧倒的に法規の問題が解きやすくなったように感じました。

サブ教材②  一級建築士合格戦略 法規のウラ指導

前回の記事にも書いた通り、問題集は基本的に無料で公開している「建築技術教育普及センター」の過去問を利用していたのですが、こちらには解説がないというデメリットがありました。特に法規については、解説がないとどうしても分からない部分があったので、「一級建築士合格戦略 法規のウラ指導」にある過去問の解説を参考にしていました。

「一級建築士合格戦略 法規のウラ指導」については、容積率、高さ制限…など、各項目ごとに、大まかな解説と関連する過去問が記載されている教材です。

個人的には、解説については前述の「建設法規スーパー解読術」の方がわかりやすかったため、解説部分は使用せず、問題部分のみ活用していました。

法規については、制限時間がシビアなため、四者択一30問をいかに解くかということを訓練することが重要です。しかしこの問題集は、四者択一形式ではなく、過去問の各選択肢についての正誤を問う、二者択一形式で掲載されています。

なのであくまでも、基本は本番の過去問を使用し、四者択一形式で問題を解き、どうしても分からない選択肢は、「一級建築士合格戦略 法規のウラ指導」に掲載されている解説を使用して、理解するようにしていました。解説自体はわかりやすかったです。

サブ教材③ 1級建築士受験 スーパー記憶術

またまた原田先生著書の教材です。
「1級建築士受験 スーパー記憶術」は、一級建築士試験に必要な知識の暗記を手助けするための語呂合わせなどを集めた教材です。どうしても頭に残らない用語などの暗記の際に活用させていただきました。

かなりくだらない語呂合わせもあるのですが、結構頭に残る語呂合わせも多く、案外役に立ちました。イラストも多数掲載されており、このイラストも暗記の役に立ちました。またテキストより噛み砕いて説明されている内容もあり、曖昧だった知識を強化するのに役立ちました。

この本をメイン教材として使用することはオススメしませんが、暗記する際の補助教材として一冊持っておくと役立つかと思います。

サブ教材④ 一級建築士合格 構造力学

構造力学の問題集でよくオススメされているのが「一級建築士合格 構造力学」です。薄めの問題集で、掲載されている問題は必要最小限ですが、解説もわかりやすく、構造力学を大学で勉強した方であれば、十分理解できる内容かと思います。

構造力学があまり得意ではなかった自分にとっては、必要最小限の問題しか掲載されていないのが大変ありがたかったです。

正直この問題集を完璧にやったら、本番必ず構造力学で満点が取れるとは思いませんが、合格ラインに達するレベルくらいの得点力はとれるようになるのではないかと思います。コスパよく構造力学を勉強したい方にはオススメです。

サブ教材⑤ TACの新体系問題集

メイン教材と使用していたTACのテキストをフリマサイトで購入した際に、セットでついてきた問題集です。(TACの一級建築士講座で使用されている問題集)

先ほどの「一級建築士合格戦略 法規のウラ指導」と同じく、ダウンロードした過去問でどうしても分からない問題については、TACの新体系問題集についている過去問の解説を参考にしていました。

また、「建築技術教育普及センター」のサイトで公表されていない年の過去問も一部掲載されていましたので、そういう問題のみ、こちらの問題集で内容の確認を行いました。

過去問解説集については、どれを使っても大差ないかと思いますので、手に入るものを使用すればいいかと思います。

持っていたけど使わなかった教材

・スタディング  建築士講座

1年目は「スタディング  建築士講座」を使用して勉強していたのですが、最小限の勉強で合格するというコンセプトが自分には合わず、2年目は一切使用しませんでした。

▽以前の記事でも教材選びの失敗談について記載しています。

・総合資格学院 コンパクト建築作品集

2級建築士を受験した知人から、お古でいただきました。コンパクトという名前がついていますが、350ページ近くあります笑。

「コンパクト建築作品集」は計画の問題で毎年出題される建築の事例を集めた本ですが、建築の事例は、いくら勉強しても足りないほどたくさんあります。そのため、本番の問題でどんな事例が出るか、当てるのは難しいと私は思います。

個人的には、キリがないので、事例は手広くやるより、とりあえず過去に出た事例だけに絞ってやる程度でいいと思っています。「コンパクト建築作品集」は過去に出た以上の事例が記載されているので、ちょっと情報過多かなと思います。

使用教材まとめ

前回の記事からまとめると、私が学科試験で使用した教材は以下の通りになります。

(メイン教材)

  1. 2年前のTACオリジナル教材 

  2. 公式サイトからダウンロードした過去問

(サブ教材)

  1. YouTubeチャンネル「ミカオ建築館」

  2. 一級建築士合格戦略 法規のウラ指導

  3. 1級建築士 スーパー記憶術

  4. 一級建築士合格 構造力学

  5. TACの新体系問題集

私はフリマサイト等を利用して、上記の教材を合わせて2万円程度で購入しました。資格学校に通うと、数十万はかかるかと思いますが、質の高い教材をうまく活用すれば、独学で十分合格できるかと思います。

引き続き、一級建築士試験を格安で合格したい方に向けて、自分の経験談をシェアさせていただきたいと思っていますので、ぜひご覧いただければと思います。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?