0歳から楽しめるオーケストラコンサートに行ってきた!
アラサーということもあり、周りには子どもがいる友人が多い。ということで、今日は友人2人と0歳の子ども1人でオーケストラコンサートを聴きに行ってきた。場所はクラシックコンサートでの使用に向かないと有名な(笑)なら100年会館の大ホール。とても近代的な造りの綺麗なホールだ。大ホールは初めてだったのでドキドキした記憶と共に記録を。
プログラム
演奏は大阪交響楽団。とても有名なプロオケだけど演奏を聴くのは初めてだった。0歳から聴けるオーケストラということでプログラムもとてもわかりやすい曲◎
短い曲やみんなで歌える曲が中心。とはいえ、結構盛りだくさんのプログラムだった。タイトルを見ても分からなかったけど、実際聴いてみると知ってる曲が多かった。
一般的なコンサートとの違い
このコンサートは「0歳から楽しめる」というだけあり、0歳から小学校低学年くらいの子どもがたくさんいた。一般的なコンサートと違う点は大きく3つ!
① 歌のおにいさんとおねえさんがいる
コンサートの司会進行役は歌のおにいさんの新井宗平さんと、おねえさんの山本かずみさんが担当されていた。コンサートが始まる前から舞台に出てきてくださり、子どもたちにコンサートを聴くのに大切なことを教えてくれる。「おかあさんといっしょ」のような雰囲気。
ちなみに大切なことは音楽を静かに聴くこと!…ではなく、みんなで心をひとつにすること。
② 1曲毎に電気がつく
子どものためのコンサートなので1曲終わる毎に座席の照明がつき、おにいさんとおねえさんの解説が入る方式。続けて演奏すると子どもの集中力が続かない。だからちゃんと子どもを飽きさせない工夫がされていた。
③ 泣いてもOK!喋ってもOK!立ち上がってもOK!
コンサートを聴くのに大切なことは「心をひとつにすること」。演奏中も色々なところから泣いている声が聞こえてきたけど、それがこのコンサートの醍醐味だなと思った。
演奏プログラムも半分くらいはみんなで歌える曲。歌のおねえさんがメインボーカルを務め、おにいさんが「さぁ立ち上がってみんなで歌おう!」と促してくれる。子どもたちが足踏みしたり飛び跳ねたりしながら歌っているのが最高に可愛かった。パパママが子どもを高い高いする楽曲もあり、子どもたちは嬉しそうだった。
コンサートの感想
0歳から楽しめるコンサートってどんな感じなのだろう?アニメの曲が多いのかな?と考えながら行ったコンサートだったのだが、意外にも本格的なクラシック曲もあって楽しかった。
特にお気に入りはアンダーソンのワルツィング・キャット。ヴァイオリンでニャー🐈と鳴き声を真似するのがとても可愛らしい曲!スライドホイッスルの合いの手も良いし、最後に乱入するワンワンが好き。あの声もパーカスの人なんだろうか?パーカッションパートの人って多才だ。
定番の指揮者コーナーは7歳の子どもが一生懸命指揮棒を降っていて可愛かったし、わたしの隣に座っていた1歳4ヶ月の女の子はわたしに「あうあう〜!」とお話してくれて嬉しかった◎
オーケストラコンサートというと小難しいイメージがあると思うのだけど、こんな風に子どもが楽しめるコンサートがあるのは素敵。
大阪交響楽団の演奏とっても良かった!
アンダーソンのワルツィング・キャット、本当にお気に入りなので共有↓↓
なら100年会館大ホールの感想
クラシックコンサートに向かないという噂を聞いていた大ホール。実際に行ってみた感想としては、割と噂通りのホールなんだなと…。
恐らく座る位置によって音響の差が大きいと思われる。今回大人3人で内2人は1階席の端。わたしはセンターブロック後方で聴いていた。
私の位置だとヴァイオリンの細かい動きも聴こえていたのだけど、端の席では聴こえなかったらしい。そしてどの位置でも共通しているのが「低音が響かない」ということ。高音楽器と比較すると低音楽器はほとんど音が飛んでこない。高音楽器でもピチカートになると一切聴こえなくなる。1階席でこうなると、2階席はもっと深刻な気がする。
これはホールの構造上の問題。大ホールの見た目はとても格好いいのだが、後方に吹き抜けのエントランスがあったりして音が散ってしまうのだと思う。金管だと問題ないんだろうな。
本当に難しいホール…。中ホールが凄く良いだけに大ホールは残念だな、と思ったのでした。歌のコンサートとかはいけそう!
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