【嫌われる勇気】2.4 言い訳としての劣等コンプレックス
「優越性の追求」
人は無力な存在としてこの世に生まれる。
そしてその無力な状態から脱したいと願う、普遍的な欲求のこと。
理想に到達できていない自分に対し、まるで劣っているかのような感覚を抱く。
一歩踏み出す勇気をくじかれ、「状況は現実的な努力によって変えられる」という事実を受け入れられない人たちがいる。
これは劣等感ではなく、劣等コンプレックス。
劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のこと。
「見かけの因果律」
本来はなんの因果律もないところに、あたかも重大な因果関係があるかのように自らを説明し、納得させてしまう。
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